新品のスリッパとバッグが目の前にあるよ。 色もとても可愛いのだ。
新しい家具が運び込まれてきたよ。 傷のついた古いのをどうするの。
目に飛び込む新鮮さに心を奪われるよ。 でも残された情を処理することはできないよ。 どっちも欲しいよ。 どっちも持つよ。
食べ物なら食べてしまえばいいんだけどな。 瞬間忘れられるような刹那な自分にあこがれ! でも無理なんだけど現実はひきずられて。 だらだらしてるのが 哀しいかなこれが。
誰かの浮いた噂を聞くと安心するのは その人もゆらゆらしてるからなのかなとか 勝手に重ね合わせしてるのか。 いや、そうだろうよ大方は。 せめぎ合い始まっちゃったよ。
困った困った。
足を踏み外して転んだりするのは 私がバカだからじゃなくてはきなれた靴のせい もしくは真新しい履きなれぬ奴のせい。 だめだー
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