| 2004年07月18日(日) |
ごめんちょっと暗い日記。 |
読者各位には大変申し訳ないけれども、今日は極めて私的な精神生活に触れます。 昨日は書かない、と申しておきながら気まぐれで申し訳ないけれども、 やっぱり何処かで誰かに聞いて欲しい虫が騒ぐもので、書きます。 重たい話はうっとうしい、とおっしゃる方は構わずスルーして下さいまし。 暇だし、どれ、ひとつ重い話というものを読んでやろう、とおっしゃる方は 大したものでもありませんが、どうぞそのままご覧になって下さい。 うん、なんか最近軽妙な日記じゃなくてごめんね。
先日、鬱病を患って病院行ってきた私ですが、 薬がやっぱり効いてるのか、なかなか良くなってきたように思います。 ちょっと元気な感じになった。 健康な時の「元気」とは勿論程遠いけれど、私なりに前向きになってきた。 肌荒れは酷いし(これは恐らくアトピーではなく薬の副作用)、 何でか知らんがひどく疲れるので運動を休止しているにも関わらず体重が落ちるし、 めまいのような立ちくらみのような感じが続くし(元来貧血の気はあるのだが)、 健康体とは言えないものの、そんな悲観的ではなくなってきた。
でもね、勿論薬の効果は大きいとは思う。 思うけれども、実際に一番大きな効き目があったのは、 とうとう母に鬱であること、学校が今現在しんどいこと、を話したことだと思う。 やはりと言うべきか、母も薄々気付いていたようですな。私が可笑しくなってたの。 親ってすごいんだね。頭上がらんねぇ。 挙句に 「大学辞めてもいいよ」 って言われた時には心底びっくりした。 一時期、学校辞めたいと思ったこともあったけど、 入学金無駄にする訳にはいかねぇ、と思ったのよ。 途中で投げ出すくらいなら最初から行くなよ、と思ったのよ。 一度始めたからには最後まで責任もってやり通せ、と育てられてきたし。 その母が「辞めてもいい」と言ったのは、もう驚きというよりは寧ろ、 なんて親不孝なことをしているのか、と自分が情けなくなった。 お金出してもらって大学行かせてもらって、そういう身分で ちゃんと普通に通学することも出来ず、心配まで掛けているとは。 そんなつまらんことする為に受験勉強した訳じゃなかったろう。 すっかり道標を見失っている自分がまた、悔しくもあった。
短い時間だったとは思うけれど、母と色々話しました。 私が何を困っているのか、どうしたいのか、どうしようと考えているのか。 話してみると、実に多くのことが輪郭を持たず、あやふやなことに気付いた。 まさに、「漠然とした不安」。 将来に対しても、現状に対しても。 今なら芥川龍之介が自殺した心境がよく分かる。 私はもう、死のうとは思わないけれども。消えたい、と思うのもやめにする。決めた。 私は自分の鬱病を、 「なまけ癖から抜け出せない為に、何か明確なもの(この場合は鬱病)に逃げているのだ」 と批評していた。今でもそうなのではないかと思っているが、正しいかは分からない。 もう、そこら辺の経緯はどうでもよくなっちゃった。 今の至上命題は、鬱から回復することだけだ。 ちゃんと普通に通学して、学校における苦痛を排除して (排除と言っても、具体的な何かは存在しない。私の心から排除するのである) 普通の健康状態を取り戻すことだ。 やっと、頭の中が整理ついた気がする。 現状は現状でちゃんと向き合わなければならないけれど、 そこに拘泥しててもしょうがないもんね。 現状を把握した上で、それでは次に向かってどうしていけばよいのか、 何をすべきなのか、建設的に考えなければいけないのだった。
なんだかなぁ。 およそ自分らしくなかったな。ここしばらくの間。 様々なあほらしいことについて飄々とした人間でありたい、と思っているけれど 実際そうなる為にはまだまだ私は甘ちゃんなのだな。 どうも自分で思っている以上に過保護に育ってきているようだ。 学校とか、人との距離のスタンスとか、色々なことは全て自分で決めたのだから ちゃんと中途半端な姿勢にならないようにしよう。と改めて思った。 んで、面倒臭いことは割り切っちゃおう。 まだ鬱から抜け出せた訳ではないけれど、ちょっとずつ前向きに行くさー。 何はともあれ、私は死なないよ。 死なないと言ってるうちは、どうにかなるものだ。 絶対、死なない。 野望の一つでも果たさないうちは、死なない。死ねるか、ばかたれ。 こんなぐずぐずした、ばかたれな私をきっと忘れるまい。
うむ、すっかり吐き出してしまった。 自己満足ですが、すいませんね。こんなのは読み物ではないからね。 でも自分の目につくところに残しておこうと思って。 そうしてもし、また後期になって鬱に戻りそうになったら、 読み返して戒めとしよう。 漠然とした不安に囚われるのは、まったく合理的ではないのだもの。 合理的ではないから、解決出来ないのだもの。
ただね、改めて家族は大事だな、と感じたのは収穫でした。 鬱もまったく無駄ではないよ。 良くも悪くも、たった一人しかいない親だもの。 あと、友達のありがたさも。 親も友人も、ぐじぐじする私をそのまま受け止めてくれる。 私はいったい、その愛情のどれだけを還元出来ているのかしらん。
真面目な話をしていましたが、これからまた全英オープンを見ます。 切り替え早ぇーよ、とツッコまれたかも知れませんが 今大変なんです、ハミルトンが−10(テンアンダー)で回ってるんです! 優勝が気になるぞうー。 ってね、こういうことが言えるようになったのは、元気になってきた証拠さ。 ただ優勝が決まるまで起きていられるかが問題だ……。 To stay up late or not to stay up late.... that is the question. あー。うさんくせぇ訳……。
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