原案帳#20(since 1973-) by会津里花
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2000年08月14日(月)

★1・手紙
★2・私はDV犯



★1・手紙

04/08/05 編集

(IFFへ投稿しました)

(元パートナーに、とても久しぶりに手紙を出しました。ここに転載します。でも、こんなことしていいのかな…? たぶん、やっていいことと悪いことのすれすれだと思います。どうしてもわかってもらいたくて、こんなことをするんです)

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お元気ですか。
(以下、私の近況を2〜3行書きましたが、プライヴァシーが明らかになるので省略、そして)
<ここに「機能不全家族」と「機能している家族」の対比表をコピーして>
あなたの家はもうだいじょうぶですか。
あなたの実家での様子を思い出すと、上の表にあるようなことがらが多く該当するようで、Uくんがあなたたちの葛藤を一身に背負っているような気がして切ないです。
もちろん、私がそれをいくら心配してもどうしようもないことは分かっていますし、私がいないのだからもう誰にも何も隠し立てすることはないはずですよね?*
私はもちろん、あなたやあなたのご家族を救う「救世主」のようなものではありませんでした。
けれども、10年間の日々を思うとき、しばしば私がそのような役割を与えられていたのではないか、と思い当たるのです。
私だって、何度もその役割に答えようとしました。でも、あなたたちは強固に結びついて、私1人を悪者にしていましたから、とてもじゃないけど太刀打ちできなかったんです。
結局、Uくんという新たな犠牲者を生むことで、この問題には幕を引くことになりましたが、彼は果たしてこの大きなハードルをちゃんと越えていくことができるのでしょうか。

いろいろなものを送ります。
私の「父性」の代用品だとでも思ってください。
彼が不正を行ったときは、冷静に「是は是、非は非」ということを明らかにして叱ってください。決して感情的になってはいけません。なぜなら、彼はあなたの一部ではなく、れっきとした1人の人間なのですから。
…エラそうなことを書く自分が空しいです。
こんなことを書くぐらいなら、あなたの仕打ちにもう少し耐えて、あなたの家に図々しく居残り、自分の力で名字を取り戻したかった。
けれど、過ぎたことをいくら言っても仕方ないですよね。
私はあなたの手をふりほどき、あなたは私を憎むことで忘れようとしている。
もしもよければ、あなたの近況や心境も聞かせてください。
私の「これから」が救われるかもしれないから。
これはあなたのためなんかではなく、私のための「お願い」です。

では

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*これだけは注釈。言っていることがおかしいのは分かっています。現実には「私がいない」ということで、あの家族は「娘が離婚した」という事実をひた隠しにしなければならなくなっているのだと思います。少なくとも「そのことには触れたくない」でしょう?
できることなら、後半に書いているとおり、なんとかしてふんばりたかった。
彼女のためではなく、子どものために。
でも、「子どものため」というのが見苦しい「言い訳」にしか思えなかったし、私がいることで彼女はよけい苦しみを深めていったと思うし、本人が自覚できないところで彼女自身が「親から自立する」ことを阻む原因に、私という存在がなっていたのだと思う。

だから、私は彼女の手をふりほどいたのです。
他に誰か好きな人ができた、とかそういうことではありません。
(だったら結婚なんかするな、と言いたい…他の人にはそれぞれ事情があるだろうから言えないけれど、少なくとも自分には)

なんだか長い書き込みになってしまいました。
(しかも、書いたり消したりを繰り返しているし…)

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★2・私はDV犯

08.14・
at 2000 08/17 13:58 編集

(内容、削除…でも、自分の判断ですから、ご心配なく)

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