- 2000年09月30日(土)
★09.30-1・創作の話題
★09.30-2・断ち切ること
★09.30-1・創作の話題
at 2000 09/30 14:42 編集
(少年少女文庫の掲示板「クリエーターズ・フロア」への書き込み;なんか、内容がよくなってしまったので転載します(^^;)
(最初のほうは、他の人へのレスになっているのでカット。ここに書くのに適した部分だけ)
--------------------(以下本文)
さて、私も(大人になってからはたった数本しか書いてないけれど)自分なりの意見を書きましょう。
・18禁
この「文庫」でも、実を言うと「性描写」のようなことを100%締め出してしまっているわけではなくて、一定の範囲で「おっけー」というか「ストライク・ゾーン」があるんですよね。
(だからカナメさんも悩むのでしょうけれど)
あくまで私なりの見方ですが、「性描写」であっても、なんか20年以上前の医学書とか、流通できない裏本とか、動物の生態学のような書き方とか、うーん、うまくまとめられないけれど
「えぐい」
のはダメ、というか、今の私の感覚だと「イヤ」ですね。
あと、作品の主題を損なうほどの書き込み方をした場合。
作者がそっちに気を取られてどないするねん。
私自身、ある作品で、不必要にそういう要素を入れてしまって、自分ではそのときは「そこそこ」だと思っていましたが、ある人から
「ぜんぜん萌えん」
と言われて、それで読み返してみたら、顔から火が出るほど恥ずかしかった、という経験があります。
だって、余計な性描写のせいで「ハズしてる」んだもん。
あー、やだやだ、あんなの思い出すのはー。
「なんでもないと思っていることでも、ふと気がついてしまうと恥ずかしさの『スイッチが入ってしまう』」という現象、ありません?>みなさま
・名前
これ、私の場合をどう書けばいいのだろう。
小学校の頃に「漫画」(って言っても、ノートにボールペンで書くだけの稚拙なの;人間の「手」もロクに書けず、「ドラえもんの手」になってた)を書きまくっていたんだけれど、そこで「キャラクター遊び」みたいなことをして、けっきょくお話には出て来もしないキャラをたくさん作り出して喜んでいたことがありました。
それは、中学校で「人には言えないお話」を書くようになってからもしばらく続きました。
で、「キャラ遊び」では「意味のある名前」も一つの楽しみだったのですが、……
飽きちゃったんですね。
で。
けっきょく、今ではこんな感じ。
本名。(アブナいなあ) 実際には「アナグラム」をよく使います。
記号。「U」とか「K」とか(←カフカに教わった)、「L」なんていうのも(←倉橋由美子から)。
それに漢字を当てはめるの。
ただ、キャラを作っていて今でも「超えられない限界」を感じるのが、
けっきょく自分以外は出てこないじゃないか。
ということ。
私の中には、男として振舞っている自分もいるし、女として考えたり感じたりしている自分もいる。
「自分と自分」の人間関係で、お話が成り立ってしまうのです。
ある意味、こういうのがいちばん「えぐい」のかも。
あ〜あ、早く「私以外」の人がキャラになってくれないかなっ。
私は、それではじめてこの世の中に出て行ける。
ごめん、なんか思いっきりメンタルなお話になっちゃったね。
--------------------(以上本文)
文中に出てくる、小学校の頃の漫画とか中学校の頃の「人には言えないお話」(そうそう、これ、学校がぜんぶ終わってからも暫く続けていたんだっけ(^^;)、残念ながら今では全て消失してしまっています。
そうそう、「記号」の名前って、「人に言えないお話」の中で、「ちゃんと人格を持つようになった」数少ないキャラの名前でもあります。
彼らは「サヴァイヴァー」なのです。
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★09.30-2・断ち切ること
at 2000 09/30 14:21 編集
どうしても逃れられないことがらを、思い切って「断ち切ってしまう」こと。
ときには、それによって初めて成長できる、ということがあるのです。
私は、(前のほうの記事でちらほら示してきましたが)ある人間関係を断ち切りました。
そうしたら、それ以外の人間関係が、なんだか「立ち上ってくる」ような感じで生き生きしてきたのです。
その人には悪いけれど、その人自身が解決するしかないこと。
やっぱりその人に悪いけれど、私のことをその人に押し付けないこと。
「癒着」?「共依存」?
私にはもう、その人にとって「こうしたほうがよかったのだ」と言うことさえできない。
心のどこかが痛むけれど、この痛みをごまかしてはいけない。
断ち切ったおかげで、断ち切らずに生き生きしてきた人間関係が、いくつもあるんです。
母をhugすることさえ、できたのです。
感謝。
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