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入退院 - 2003年04月07日(月) 9日間の入院生活を終え、帰宅。 お腹を切るというのは本当に辛い。しかも2回目。 手術台に乗ったのは3回目。 3回目ともなると最初の時のような妙な武者震いもなく 宇宙ステーションのような大きな手術室を カッコイイなどと思ったりする妙な余裕などもあった。 いよいよという時に「心配ないよ」と言って下さった優しい目。 痛みで目が覚めた時にしっかり肩を押えてて下さった手の温かさが 体の中に染み入るのを感じた。 いつもは涼しい目をしておられるけれど 人の命にたずさわる仕事ってスゴイと思う。 本当にスゴイと思った。 退院前夜、お礼を言って握手をしてもらった。 男の人とは思えないほど柔らかくて温かい手だった。 きっと鉄棒などしたこともないんだろう。 私のほうがよっぽどゴツい。 ああ、この人は違う世界に生きてる男の人なんだ 憧れのような、そして遠い空気のようなものを感じた。 ...
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