---□□草原で独り言□□---

2001年12月12日(水) 心の支え


今日は友達の子がものすごい境地に立たされてました。
なにかというと大好きな音楽グループの解散だそうで・・・
その子に会うまでは
「落ち込むといっても、いやだーとかやめてーとか言うくらいのものだろう」
と思っていたのですが
実際見てみたら、考えは180度回転。
ものすごい落ち込みようでした。
もうしゃべる気力がめんどくさいというくらい?
ショックというよりかは、途方にくれていた雰囲気が強かったです。
その子が好きなバンドはビジュアル系なのですが
その子のビジュアル系に対する思いは
どこか信仰的な感じがあります。
彼女にとっては、そのバンドの一人が神様のような存在らしいです。
とにかく美しくて華麗で・・・
と目をきらきらさせながら、よく電車の中で語ってくれました。
そんな絶対的な存在がいなくなるとなったら
そりゃあもう途方にくれるしかないでしょう。
いわゆるその存在が「心の支え」になっていたのなら尚更。
私だって、今突然「FFシリーズは打ち切りです」と
発表されたら途方にくれるでしょう。
心の支えがなくなったとき、どうすればいいんでしょう。
私も一度大きなこれを経験したことがあります。
(これからまだまだ人生長い中でもっと苦しいこととかあるんだろうなー・・・
うーん、気が重い/^ー^;
実力もお金もなくて、音大に行きたいという夢がはっきりとくずれたときです。
私の将来に描いていた夢は
いっせいにガラガラと盛大な音をたてて0の白紙に戻りました。
そして「もうどうでもいい。どうにでもなれ」と思いました。
でも、落ち込んでばかりはいられない。
みんなそういう経験をしてるのだし、
その夢を実現するために私なんかの何百倍も努力している人がいるのだから
ずっと泣いているのは情けないし卑怯かもしれないと思いました。
すると気の切り替えを行ってみると
不思議といろいろな方向が見えてくるもので
自分の大切なものは一つばかりじゃないということに気づきだしました。
心しだいで何にでもなるものかもしれないと思った瞬間でもありました。


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S.Soraka [MAIL]