2002年05月09日(木) |
これこそ口は災いのもと |
友達の話を聞いていて、時々 「それは少し価値観を押し付けすぎじゃ・・・」 とか 「それは少し身勝手な考え方じゃ・・・」 と思うことがあります。
人をねたむのと同じ量で、人をうらやましいと思ってるのかも・・・ と思います。 昨日友達と話したのですけれど、 その子がある女の子の悪態を言いました。 「だってあの人、絶対男子に態度違うじゃん。いつも男子といるし」
その話はよく耳にすることです。 けれど、私が見ている限りは、 その子は特に態度を女子男子に態度を変えてるようには見えません。 ただ、普通は女子が男子に物怖じするのに対して、 その子は普通にいられるだけの子だと思うんです。 だから、別に態度をコロコロ変えているわけでは無くて その性格上ゆえに男子も集まってくるのだと思うんです。 ・・・もちろん「あんたがその子の本性を知らないだけでしょ」 って言われたらお終いですけど。(^-^; 少なくとも、私が見ている限りではそう思えます。
どうして、ねたんで見てしまうんだろうか〜と思ったら 「やっぱりうらやましいんだろうな」と思いました(笑
わたしだって、 人をうらやましいのと思うのと同時に、 気づかないどこか心の奥底で人をねたんでいるのを感じることがあります。 そんな自分が、 どす黒くて、そしてみじめで悔しくなるけれど、 きっと、この心は消そうと思っても消せないもののような気がする。
だからせめて私は、そのどす黒いものを口にしない。 そのみじめな気持ちから出た言葉が、人を傷つける言葉となって出た瞬間、 きっと私は自分がとてもみじめで嫌な奴に思う。 そして、そのどす黒さが顔をだしたことで 私は自分がどんどん嫌いになると思う。 自分自身で言ったどす黒い言葉を、自分自身で聴いたとき どす黒く染まってしまう自分が嫌いになると思うから。
優しさは優しさで返ってくる。 恨みは恨みで返ってくる。 憎しみは憎しみで返ってくる。
自分からだしたどす黒い言葉は、どす黒いものとして自分に返ってくる。
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