---□□草原で独り言□□---

2002年05月19日(日) お年よりさんたちのコーラス

テス勉で書けなかった、先週の日曜の出来事(実際書いてるのは今の5/24です)。
いろいろ思ったことがあったから書いておく。
あ、別に悪いことがあったわけじゃなく。

先週の日曜日、私は友達と二人でまた、
とある団体のコーラスを聴きに行ってきた。
その友達の仕入れた情報、
「あのねぇっ、□○大学の合唱団が賛助出演で歌うらしいよ!」
ということでそのコンサートに行ったわけです。
賛助出演ということはそこがメインではなかったのですけれど、
今度は40人という大人数で歌うということで、
ものすご〜く聴きたかったのです。

12時半に駅で合流。会場へ向かいました。
「ねぇ、Yちゃん(その友達の名)、
賛助ってことはさぁ、メインの団体はどこなの?」
「えっ!?そういえば聞くの忘れた・・・」
そんな話をしながら、行く途中の信号待ち〜。
信号は青へ。
道路を渡って、話を続けながら、会場への最後の曲がり角を曲がる。
そして目に入ったすぐ左のローソン、
『 はうぁっ!? 』
私とYちゃんの声がかさなりましたよ。
「あ」
そこには前も声をかけていただいた、団員の方がっ!!!!!
ローソンの前で、ミスタードーナツの箱を持って立っていたのですよ!!
「あ、来てくれたんだ〜」
「あっ、はい!」
どんなに声がうわずったことか(笑
「あ、この子達、高校の合唱部の子たちだよ〜」
といって、その方はほかの横にいた3人の団員の方にも紹介してくださって
私達はもう感激のあまり「ファンです!!」とも言えず、ただうろたえてました。
Yちゃんなんて一言も発さず、ただ固まってました(笑
「がんばってください〜」
と、動揺を押さえて必死に笑顔を作りそれだけを言い残して、
逃げました(おい
あれ以上話したら、絶対、混乱のあまりわけのわからない言語を話し出してしまう!
と思ったので(笑

はてさて、会場へ到着。
メインは老人コーラスさんの団体でした。
興味わきました。

平均75くらいの団員のおばあさん達がどんな歌声を聴かせてくれるのか。

演奏が始まって、
私は正直「このくらいだよね」と、声の響きにはそんなに驚きませんでした。
難しい音の重なりも無いし、
特別難しいコーラスでもない。
ましてや、特別高い音や低い音もなかったと思う。

けれど、不思議なことに
日本の伝統歌がとても不思議な空気をまとっていたように思ったのは、
私だけだったのだろうか。
そんなの思い込みだとか、先入観だといわれたら、
そうかも知れない。
けれど、私には外国の民謡の時よりも、何か違った感じがした。

故郷の歌。
過去から、そして今への歌。

なんだか不思議な感覚だった。

故郷をおもわせる歌・・・・・その歌詞と歌声は
私だって、いつかはそんな風に故郷をおもうようなときが来るのだ。
そんなことを想像させるものだった。

これが、経験をした人としてない人の差なのかなとおもった。
声の響きだけじゃないコーラスを聴いた。


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S.Soraka [MAIL]