「電子ピアノはYAMAHAかRorandがいいか」
という話題から、今日は始まった。 電子ピアノを買うにも、 やっぱりどうせだったら先生に色々聞いてから買おうと思って聞いてみた。 そうして、
「電子ピアノはタッチが軽いからダメだ。それに慣れるとよくない。 買うならサイレントピアノ(最低60万)だ」
「そんなぁっ、そんなにお金ありませんよ〜っ!」
「まぁ、でもピアノ科に行くわけじゃないからなぁ。 真夜中にヘッドホンで弾いてまで、ピアノの練習は必要ないだろ。」
という会話になった。 私はこの会話でちょっと何となく元気づけられた。
それは先生の『まぁ、でもピアノ科に行くわけじゃ〜・・・』と言ったところ。 先生は「お前が行くのは声楽科だろ」って、わかってくれている。 そのことが嬉しかった。 そりゃあ、もちろん話してあるから知っているのは当たり前だけど、 「知ってる」じゃなくて「解ってる」というような感じ・・・うーん表現が難しい。
そして、その後の会話でも
「けれど結構帰りが遅くなると、ピアノが練習できないんですよ。 何とかなりませんかね・・・」
「ピアノに座布団を押し込むと音は小さくなる」
「おおおっ」
「でもなー、家にピアノがなくたって音大受かる人だっているしな」
ここでもまた励まされた私。 それは先生が、私が音大に行きたいと言ってることを ちゃんと真正面から見つめてくれていること。 先生が「お前は無理だ、音大なんか行けない」 と、思っていないんだということが伝わるだけで励みになる。
先生が私の音大行きのために真正面から一緒に考えてくれる それがとても大きな支え。 心から尊敬しているからこそ、 何気ない一言に励まされたり、 何気ない一言にへこんだりする。
まさに私の志望とする道を歩んでいる先生は本当に大きな存在だ。 心から先生に会えてよかったと思う。 先生に会っていなかったら、私は音大の夢を志望すらできなかった。
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