---□□草原で独り言□□---

2003年01月26日(日) 逃げてばかりは

「私はいつも逃げる。

新しい環境に行くのを恐れる。
新しい環境になじめないのを恐れる。

失敗して恥をかくのが嫌だと思って、
結局いつも一歩手前で踏みとどまる。
上手くなじめない私を見せたくなくて、だから逃げる。

いつもいつも思う。
逃げてばかりいてはダメだと。
でも、恐くて逃げる方法ばかり考える。

そしてやっぱり悩むのがつらくて、
逃げる道を選ぶ。

それを私は繰り返してきたから、
逃げる方法ばかり上手くなってしまったんだなぁと
今、私のふがいなさばかりが身にしみる。
上手い嘘、上手い理由、上手い説明、結局は全部言い分けだけど
どれも私の得意になってしまってる。
言い訳なのに、言い訳に聞こえないような言い方を知っている。

私は私が相当臆病な人間だとわかってる。
わかってる。
わかってるくせに、強くなろうとしつつ、
あまりに逃げる手段ばかり知っているから、結局逃げてしまう。
新しいことをはじめようとして、いつも逃げてしまう。

そして、何も残らない。
若いうちに買ってでもしとけという苦労も、
頑張ったという達成感も、
逃げた私には何も残らない。

・・・また逃げてしまったという情けなさだけが積み重ねられてく」


私は、そう思った。
だから、そろそろ逃げてばかりいちゃいけないと決意したんです。

ちょっとした小さな冒険をはじめてみました。
とある合唱の会に入ってみました。
今日はじめて、緊張しながら、頑張っていってきました。

以外に上手くとけこめました。
以外に上手くやっていけそうな気がしました。
驚くと同時に、情けない自分だったのが少し良く見えました。


いつかは自分を、新しい世界へ思いきって投げ出してみなきゃいけないんだ。
将来が不安だからこそ、今色々経験して、強くなって、
そして、自分に自信をつけたいんだ。

逃げてばかりいちゃ、だめなんだ。
逃げてばかりいるから、そのせいで苦しくなってしまうんだ。
断ち切らなきゃ、逃げること。

私は、精一杯生きる


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S.Soraka [MAIL]