| 2003年08月23日(土) |
その背中を追ってきました |
24時間TV見てました。
義足の少年が400M走をするっていうの、ありましたよね。 高い目標をたてて、一生懸命練習して、走っていた。 それでも最後、ちょっとだけペースが落ちてしまって 目標タイムに届かないんじゃないか、否かって時。 少年が憧れている強い人、ボブ・サップが彼の横にいって、 一緒に走り出した。 ボブ・サップは応援しているようにも見えたけど、 少年の一歩前を行くようにも見えた。 まるで、「おれについてこれるか?」・・・そんな風にも見えた。
かけっことか、マラソン・・・って、 目の前に誰か速い人がいると、 その人に「ついていこう!」とか「おいこすぞ!」って思う。 だから、速い人と一緒に走ると、たいていタイムあがるんですよね(笑 不思議ですね、一緒に走る相手だけで自分のタイムが変わるんですよ。 そう、 速い人を追って、自分も速く走っている。
これって、何かに似てる。
一緒に走る人という意味では・・・そうだ、ゆーちゃんと私だ。 私はゆーちゃんと逢って、そして一緒に同じ夢をめざしてる。 ゆーちゃんは、私の前を走ってた。 私は、その道を走る覚悟がなかったけど、 だけど、夢をめざして頑張ってるゆーちゃんを見たら、 私も思わず走れそうな気がしてきて、一緒に走り出した。 そして私は、頑張ろうと思って、そして今も走りつづけてる。 不安になることだって、つかれることだってある、 だけど、一緒に頑張ったり、笑ったり、泣いたりできる友達がいる。 片方が立ちすくんでも、走りつづける片方の背を見て、 また立ち上がって、追いかける。
あと、私にとっての常に前を走っている人は、先生だ。 どんなことがあっても、必ず私の前を走ってるから、 知らず知らずのうちにその背中を追っていて、私は思わず速く走れてる。 だけど、先生はとてもすごすぎて、私は追いつけない。 だから、もっともっと走る。 息切れして苦しくなった私に、先生はアドバイスをくれる。 もっと走れるようにと、教えてくれる。
私が今ここでこうして夢を追うことを続けられているのは、 その背中を必死に追ってきたから。 私はこれからも、その背中を追います。 同じ音楽をする者として、尊敬しているから。
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