---□□草原で独り言□□---

2006年06月30日(金) 夏の階段

私の学校には壁がレンガっぽい建物があって、そこはすこし隅っこにあって。人はそんなに通らないけど、校舎と隔てた向こうからなんだか人がいる賑やかな空気だけ伝わってくる。
私はそんなところにある、ひとつの細い階段が何だか居心地がよくて、今こうして日記を売ってる。
少し高いところに座ってる。
斜めしたにはこぢんまりした広場。顔をあげれば、目のまえに幅広の階段とその先に通路、そしてその間に一本の桜の木。
この桜の木が不思議なくらい、ここに座る私を自然にしてくれてる。この木がなかったら丸見え。自然にかくまってくれている感じ。空気に溶け込みながら、ひと休み。


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S.Soraka [MAIL]