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萌えないゴミ考 2002年03月05日(火)

今日、たまりにたまっていた萌えない燃えないゴミを
やっと捨てることができました。

どれだけ貯めていたかというと
実に2週間分だったりする。
コンビニ生活メインのSAYAの生活からして当然のことなのですが
SAYA宅の燃えないゴミの量は、燃えるゴミの量に匹敵する。
しかも今回は
茶○とかずぼんと宅飲みしたときのゴミが
たっぷり3袋分くらいあったので
先週の燃えないゴミの日(週1回)を逃したのは
大きな痛手でした。


お店でくれる白いビニール袋にぱんぱんに詰まった、
かなりの量の燃えないゴミが
ついさっきまで、畳1畳に満たないベランダを埋め尽くし
うちのベランダの戸は引き戸じゃなくてドアなので
ゴミが邪魔でドアが60度くらいまでしか開かなかったりしたので
いい加減うんざりしていたところだ
あー すっきり。


うちの地域は、週一回しか燃えないゴミの日がありません。
しかも、ゴミの集積スペースがあるわけではないため
毎週一回のその日を逃すと、翌週まで待たなければいけません。
大半のモノがビニールで包装されている、
コンビニを私的冷蔵庫と見なして生活をしているので
なおさら不便です。


SAYAは割とゴミを分別するほうです。
というか、マニアックに分別します。
燃えない部分と燃える部分が合体したモノを捨てるときなんかは
解体作業に余念がありません。

すこし、マニアです。


おいらはコンビニのお弁当があまりすきではありません。
あんまりおいしくないし、
ご飯の量が多すぎるし(あの半分もあればいいのよぅ)
おかずは油モノ系ばっかりでバランス偏ってるし(そしておかずが少ない)
ゴミがかさばって、貯まるのがイヤだからです。


分別したからって
地球に優しいわけでも
経済的に意義があるわけでもないことは
重々承知しているのですが
SAYAがゴミを分別してあげることによって
清掃局の誰かが気分良く仕事ができればこの上ないことと思い
せっせと分別しております。


私の住む地域では、鉄製のものやポリ容器はもちろん、
NTTからの料金のお知らせの、
宛名窓についているセロファンまで燃えないゴミです。
区役所から出されている「ゴミの捨て方」の印刷物には
郵便物のセロファンは必ず封筒本体からはがし、
分別して捨てよと明記されております。
勢いよくはがすと、本体に破れたセロファンのはしっこが残ったりしますが
もちろんこれも丁寧にはがして燃えないゴミ行きです。

郵便物のセロファンが燃えないゴミなら、
私の愛煙するマルボロの外に巻かれているビニールも燃えないゴミです。
新品のボックスの封を切り、ビニールは燃えないゴミ袋に
そして、なかの銀紙は燃えるゴミ袋に捨てます。
果たして、アルミはくの張り付けられたこの銀紙は
まるごと燃えるゴミでいいんだろうかと疑問に思いながらも
総重量に対するアルミ部分と紙部分の重量比(推定)で
7割以上燃えるっぽいので燃えるゴミと認定することにしました。
いくら何でも、この薄い紙は
さらに細かく分別などできそうにありません。

前に住んでいたところは、同じ東京都でも
ポリ容器もブリキのおもちゃも燃えるゴミでしたが
そのへんの基準はどーなっとるんやと疑問におもいつつ
やっぱりせっせと分別作業に励みます。

さて、先ほどタバコの銀紙の例で見たように
世の中には、燃える部分と燃えない部分が
巧妙に合体したプロダクトが たくさんあります。
また、燃えそうなんだけど、燃やすのに躊躇する製品も
たくさんあります。

たとえば、銀塩写真なんかは
振られた恋人の写ったやつを泣きながら燃やす分には
たまのことだし、有毒ガスに配慮できるような精神状態でもないので
躊躇なく燃やしてしまいますが
自分たちが産業廃棄物を出しているという意識のある
写真屋のおっちゃんたちは
お客さんに出せなかったミスプリントの処分方法で
ココロを痛めたりしています。

本の表面をつるるつ・ぴかぴかに仕上げる、
紙の上からビニールを張ったような加工のことを
「PP加工」と言いますが、
絶対はがれないと信じていれば
張ってあるまま躊躇なく捨てられますけど
PPは古びてくるとはがれて来るんですよねー。
そして、じゃーはがしましょうと引っ張ってみると
これがきれいにはがれない。
セロファンが燃えないゴミなら
PPだって燃えないだろうと思うと
納得がいかなくて素直に捨てられません

これらのような「ただならぬ紙」に対して
東京都は一つの回答を示していたようですが
ぐぐってみて初めてわかるあたりが納得行きません。
全都民にわかるように明示しろや(゜Д゜) ゴルァ


Q光沢加工されたものをゴミとして排出する場合、燃えないゴミに分類されるのでしょうか。

A光沢加工されたゴミは可燃ゴミです。東京都清掃局から排出事業者及び収集運搬業者に出された文章では、「紙にビニール等コーティングしてあるものは紙くずとして扱う」と明記されている。

さらに、この文章では、紙加工品製造業、出版業、印刷業等で発生するコーティング紙は、本来産業廃棄物だが、可燃ゴミとして一般廃棄物と一緒に焼却し、燃える殻を埋め立て処分することもあわせて通達している。

(「GLOSS PROCESSING」東京都光沢加工紙協同組合より)


■印刷関連Q&A(印刷産業および環境問題)【JAGAT】
 ホームページより抜粋




紙と不燃物の合体製品や、布と不燃物の合体製品というのは
毎日捨てるほどじゃないけど、実はたくさんあって
捨てる機会があるごとに躊躇してしまいます。
ちゃんと分別して欲しいなら、
分別方法を明確に示しておいていただきたいモノです。
洋服に付いている お洗濯の方法を書いたタグなんか
とっても親切で好感が持てますね。
国内での、燃える/燃えないの基準の統一も必要かと思いますが
一つの動きとして、「燃える」という言葉が生み出す誤解を防止するためか、
「燃えるゴミ」でなく「燃やすゴミ」と呼ぶ地域もあるようです。
すげー納得しました。

てゆーか、それほど嬉しかったのよ
燃えないゴミ捨てられたのが(笑)





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