ふつうっぽい日記
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2002年08月28日(水) バタバタしたオープニング

今日は、久々に英会話のレッスン。気合をいれて、早めに入室。すると、ドアに貼り紙が。教室変更か?と思いきや、「15分レッスンは急用でお休みです。鍵を置いておくので、早く来たら入室どうぞ」と書かれてあった。

15分レッスンというのは事務をしてあるひそかに“おばあ”と呼んでいる方の短いレッスンで、好意でやってくれているのだ。ドキドキしながら、教室の鍵を開け、入室。テラスの窓が開いてあり、涼しかったけど、雨も降り始めて、蒸し蒸ししてきたので、相方さんが来てから、エアコンを付けた。

「15分レッスンはお休みですって〜」と日本語で伝え、世間話を日本語でして、定刻ジャストか数秒遅れで先生到着。すると、なんと手に買ったばかりの消毒液と巨大な絆創膏を持ち、息を切らしていた。七分丈のズボンをたくしあげて、傷口を私たちに見せる。「自転車ですっ転んだ」と英語で言っていたようだった。相方さんは元教師ってこともあって、臨機応変に持ってきていたティッシュを出し、消毒をする。先生は消毒液を手で塗ろうとしていて(スプレー式タイプだったのに)相方さんのするどい「ダメダメ!触っちゃダメ!」(日本語)言葉で治療を相方さんにまかせ、感情のまま叫んでいたヽ(;´Д`)ノ相方さんは「自分やったらようせんけど、消毒はしておかないとね」と豪快にスプレー噴射。「ウヲォ〜〜」という奇妙な叫びをする英語の先生。私は絆創膏のスタンバイ(それくらいしかできんかった( ̄△ ̄;)

まさに、生きた教材ではあるけど、痛々しかった。冷静になって聞くと、京都の賀茂川(加茂川?鴨川?)ぞいを自転車で走っていたら犬が飛び出してきて、急ブレーキをかけて転んだということだった。事務の“おばあ”には連絡してあったらしく、レッスンが始まってから、“おばあ”から教室に電話があり、留守電に耳をすますと「KAZUさん、相方さん。もしこれを聞いたら電話に出てもらえませんか?」と。私は一番若いのにも関わらず、「あ、電話に出てくださいって!」と叫び、相方さんを動かしてしまった(^^;)相方さんは上品に電話対応をして、先生の“治療”は無事済んだことを報告し、先生に受話器を渡す。先生はドラッグストアで消毒液などを買って、ちゃんとケアをしたことを報告して、笑顔で電話を切った。

今日のレッスンは、なんともバタバタしたオープニングだったが、雰囲気はなんだかホットで(笑)私の勘違いもいいように、解釈してくれて、レッスン後、久々の開放感があった。

雨降りは、自転車も車も滑りやすくなっています。気をつけましょう。


KAZU |MAIL