ふつうっぽい日記
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2002年10月28日(月) なかなか自分で自信を持つのは難しい

先週もオニの様に時間は流れていった。オニ…鬼?けっして、コワイのではなく、追い捲くられたというか。

バイトは順調といえば順調に仕事を覚えてきている。私とほぼ同期に採用されたSさんは、早々にクビになってしまったらしい。なぜか?要因はいろいろとあるようだ。彼女とは時間が違うので正味1時間くらいしか顔を合わせていないのだけど、少しの間だけど、周りの空気をかき乱している雰囲気を私は少しだけ感じていた。社長さん直々に作業を流す上での要領を、学べる機会であるのにも関わらず「その作業はもう終わったので…」と逃げ腰だったし、履歴書はなかなか持って来ないようだったし、自然と“普通”の流れに逆らっているような、そんな感じで。もしかしたら、彼女は自分なりの方法を持ちたかったのかもしれない。「これくらいいいだろう」というのが“当たり前ように”“ふつうに”あったかもしれない。年齢は結局ナゾのままだったようだけど、おそらく30年は生きてきているであろうという感じだったので、かつての職場(社会環境)でその彼女の中での“ふつう”は、“定着”され、指摘はされずに過ごせてこれたのだろう。まあ、これはたった1時間くらいしか観察してない勝手な私の考察にすぎないが。

私の場合は、初めっから自分に自信がなく、要領も悪いと思っている(思い込んでいる=自分に言い聞かせている)ところがあるので白紙の状態にその場の“ふつう”を純粋に流し込むようにしている(少なくとも自分ではそのように思っている)なので、いかにその時作業の途中でハギレが悪くても、指摘される声が私に注がれると、そこに集中する。ある程度の自信がでると、作業は能率よくなっていくとは思う。しかし、私はある程度の自信を持つまでに、他の人よりも時間がかかっているのだと自分で思っている。

なかなか自分で自信を持つのは難しい。それでいいんだ、と今のところ私は思っている。変かしら?


KAZU |MAIL