ふつうっぽい日記
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2003年01月12日(日) 楽しい心地よい時間

この日は(も)昼前まで眠ってしまった。この日のスケジュールとしては午後4時から某イベント会場へ向かうことと、肉屋に行くことだった。外出できる準備ができたのは2時半。微妙な時間だったけど、肉屋には余裕で到着できて、家に戻ってきたのも3時半前だった。4時の出発には充分に時間があるけど、30分とはいえ、例えばPCの前に座ったりなんかしてしまうとあっという間すぎるし、かといって、まったりとコーヒータイムというのもなんだし、と少し考え、早めに家を出発し(電車での移動だ)少し街を散策し、お茶タイムをして会場に向かうことに決まった。夫のひいきにしているPC部品屋をさらりと回り、イベントが終わってからの宴会会場(笑)の下見をして、スタバに入った。時間は4時10分くらいだっただろうか。夫は冷たいコーヒーが飲みたいというので、私も冷たいモノをオーダー。キャラメルソースのかかった生クリームがモリモリのったやつ。時間をちょっと気にしつつ、定刻4時半の5分くらい前には会場に着いた。

ちょうど人の入れ代わりなのか、ホールのドアからパラパラと人が出てきた。イベントというのは、ちょっとしたコンサートなのだ(o^∇^o)ノなんどかお邪魔した美容院の店長さんが4時半から歌うということと、5時から5時半くらいに某隣人さんのゴスペルがあるということを聞いたので行ってみようかなと思ったのだった。しかし…時間が押すのとは反対に、プログラムは軽やかに進行したらしくて、4時半には次のゴスペルのステージの準備が開始されていた。これに気付いたのは4時45分くらいだった(;´▽`A`美容師さんの発表がプログラムではたしかに4時30分と書いてはあるが…いやはや、タイミングが遅かった(T-T)さらに、オバカなことに、4時27分くらい(つまり4時半前)に美容師さんのお母さまに声をかけられて、「4時半からなんですよね?ちょうどいい時に来ました♪初めて観るので楽しみです」なんて言った私。そしてお母さまは「しかし、ウマイよね〜私もビデオでしか観た事なかったのよ」と。噛み合ってない会話だという認識も4時45分くらいだった。いやはや、残念。準備の30分の間、主人は小説を読み、私も初めの数分、小説を読んでいたけど、プログラムを観たり、周りを観察したりして時間を過ごした。5時、じゃじゃーんとステージは始まった。自然な感じで。かわいらしい振り、そして、ひきられるリードボーカルさんの声。某隣人さんがリードボーカルをするというのは知らなくて(というか、ほとんど私は予備知識がない)とても知った顔がよく通る声で歌う姿は感動モノだった。我が夫も某隣人さんのことは歌声は知らないけど素性は知っているので「ウマイじゃん(o^∇^o)ノ」と何度も言っていた。あっという間に楽しい心地よい時間は流れていった。

イベント鑑賞を終えて、チェックしていた居酒屋に向かった。そこは創作和食の店。蓮のマークのある店だ。なんだか高そうだと今まで遠巻きにしていたのだけど、「せっかくだし」ということと「思ったほど高くない」という夫の声で決まった。この店での勘定担当は家計費ではなく私だ。バイトも頑張ったし、見守ってくれた夫への感謝とこれからもヨロシクをこめて(*記念日とかではない)店の中はジャズが静かに流れていて、イベントもジャズ系だったので「今日はジャズの日だね」なんて言いながら、スムースに運ばれて来る料理を堪能した。食器もこじゃれていて食材をひきたてていて、味もなかなかよかった。私達のテーブルは4人がけの大きめのテーブルで周りのテーブルもほとんど二人客でゆったりと座っていた。夫の後ろの二人連れの席をふと見ると、女性が肩もみマッサージをうけていた。お友達から肩をもんでもらっているというのではなくて、「ちゃんとした」マッサージ師さんのようだった。白いスモックみたいなのを来て、肩にはタオルをあてて。

そこで、私は想像した。この女性は女優とか作家とかエライ方で、男性はマネージャーとかでサービスを依頼したんだろうな、と。横目で「いいなぁ〜」と見つめつつ、でも、ココは食べるところだし、有料だろうし、と「ふふふぅ〜ん」とため息をついていた私。次に、何気に、ふと、スリガラス越しの店の玄関を見ると、救急車が止まっているのに気付いた。もっと観察していると、ストレッチャーが店の中へ運び込まれた( ̄○ ̄;)!何だ??マッサージのお姉さんも気になりつつ、救急車も気になりつつ、でも、しっかりと箸を進める私の姿は妙だっただろう。救急車は二階のお客2名を搬送していった。おそらく、急性アルコール中毒か何かだろう。または、湯あたりか何か。私の記憶ではたしかこの創作和食の店は二階にお風呂があって、食事付き予約コースとかいうのがあった気がするのだ。救急車騒ぎが落ち着いた頃に、なんとウチのテーブルにもマッサージのお姉さんがやってきた。「今、サービスで行っているんで、よかったらいかがですか?」と。「サービス?」と3度位確認念おしをして、なんとなんと私も女優気分を堪能しちゃったのである(o^∇^o)ノ私は今まで一回もマッサージの専門の方にマッサージをしてもらったことがなかった。これは、感動だった。美味しい料理も食べた上に、この心地よさ。「よかったら首のあたりもしましょうか?」というので「お願いします」ともちろんお頼みした。500円くらいなら払ってもいいわ〜なんて思った。美顔でもそうだけど、人様に身体をまかせ(なんか変な表現だが)癒されるというのは贅沢だけど、キモチいい。たまには自分にご褒美してあげるのも悪くないらしい。帰りの勘定には「マッサージ料」なんていうのはなかったけど、見なれぬ「S料」という文字が。おそらくサービス料金ということだろう。ま、300円くらいだから、気にしない気にしない。


KAZU |MAIL