ふつうっぽい日記
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2003年08月11日(月) 戻ってくるという

お盆は死んだ人の魂が戻ってくるという。
そうかもしれない、と、思える事が昨晩私にはあった(感じられた)

昨日は焼き肉と、しこたまワインを飲み(夫が中心)イビキ轟々(ゴウゴウ)。私は就寝のタイミングを失う。
昨日、軽い気持ちで車に傷をつけてしまい、夫を怒らせた。また、私は大人げなく謝りもせずに「いいじゃんいいじゃん」なんて対応していた。「誰が金払って買ったと思うんだ、まったく!新車だったら3日くらい口を聞いてない!」という台詞まで言わせた。それは私じゃない!とかいう言い訳はしないけど、壊れそうだった。(車じゃなくて)

暑さも手伝って、眠れないことに自分で腹がたち、情けなくなり、涙が流れてきてしまい、枕を濡らした。それは深夜に枕元の窓から聞こえる「ヒグラシ」の鳴き声にも責任がある(責めるなヨ)
なぜ、今。なぜ、こんな時間に。
もしかしたら、虫の知らせで、実家の両親が呼んでいるのかもしれない、もしかしたら、死んだおじいちゃんが…と、妄想は止まらない。

子どもがまだできなくてごめんごめんと自分をせめ、ココロの中で「おじいちゃん助けて」とか言ってた。子どものことだけじゃなく、廃品回収に思いきって学生時代のテキストやノートを処分したことへの半端に残った気持ち(学費出してもらったのに、活かせなかったことに対する責めとか)がミックスされて、小学生だか中学生だった頃におじいちゃんやおばあちゃんに「私、小学校の先生になります」と言っていて、「頑張りなさい」と言ってくれた声にあっさりと答えなかったことへの情けなさみたいなの。とにかく、昨日の夜は自分を責めることしか頭になかった。

気分転換にと、寝室を出て、Macを立ち上げ、メールチェックなんかをする。1通もメールは届いていなかった。HP散策をするが、かといって掲示板に書き込みをするほどの気力はなく部屋の暑さもあって、20分くらいで電源を落とした。氷を1つ口に入れて、寝室に戻った。

その時。

寝室の匂いが、慣れない匂いを放っていることに気付く。
それまでいた、リビングやパソコンを設置している洋室は焼き肉の匂いが充満していたから、単なるそれは「普通の空気」だったのかもしれない。
でも、「あれ?」と思わずにはおれなかった。
枕元には、消臭効果の粒が入ったぬいぐるみを置いているけど、その匂いとも明らかに違う。では、何の匂いだったのかというと…

病院の匂いだった。
おじいちゃんはたしか病院で亡くなった。
私はそのころ、青森でスキーをしていた。
父はアメリカに行っていた。
妹もその時家にいなかった。
母だけが家にいて、その知らせをうけて、葬儀に参列した。
私と父は後日、仏前に参った。
おじいちゃんの病院への見舞いは何度かしていたから、微妙な雰囲気や匂いなんかは覚えていた…
小さくなった身体。むくんだ足。

たぶん、おじいちゃんが来たんだと思う。
そっと見守るように。(あかん、涙が。。。。)

「今」を一生懸命頑張らないと、と、自分に言い聞かせた。
そして、おじいちゃんのお墓参りをしに帰省しなくては、とも、思った。


KAZU |MAIL