ふつうっぽい日記
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2007年05月11日(金) 写真は楽しい!の巻

私は、写真を撮るのが好きだ。
というか、画像処理が好きだ。
処理といっても、特殊なモノではない。トリミングとか編集とかそんなんではない。

何か。

レイアウトすること。それは、高品位専用紙だったり、ちょっと厚めの写真用紙だったり、アルバムにまとめたりできるものだったり。
根底に自己満足を抱きつつ、可能ならばそれを親しい人に見て欲しいとさえ願う。
差し障りのないモノだったら、ブログにも貼付ける。



連休に、博多どんたくがあって、どんたくらしい写真を撮れたらいいなぁ!と思って、カメラ付き携帯電話とは別にデジカメも持って出た。
結果、花自動車(花バスともいう。昔は花電車と言っていた)を2枚しか撮れなかった。

10年以上前に、社会科の課題で、私は博多どんたくを取り上げた。その時に、写真を撮った。「博多どんたくは、初日の先頭の練り歩きがポイントなんですよ」と先生に言われた。
今では、どこか企業や地方やクラブ活動のアピールみたいな色が濃いが、10年前に見にいったそれは、先頭の集団。
「祭りだ…」とじぃ〜んとした。

しかし、博多の街の雰囲気が私は好きだ。どんたくシーズンは、どこか熱い。
まぁ、山笠の時もそうだが。
実家に住んでいたころ、まだ、小さい頃に、どんたくシーズンにビアガーデンに行った。
どんたく隊をビルの上から見下ろす。
ツマミの豆をうっかり床に落としたら、ハトが集まって来た。
「あぁあ〜あ〜」と言われながらも、何かしら賑やかな音もして、その時の空気、雰囲気は忘れられない。
どんたく隊の何かが見たいとかそんなんじゃなくて。

今回の見物は、どんたく特設舞台を覗いたり、ショッピングビルの中に設置されたラジオの公開スタジオを見たりしたのが中心だった。
舞台には、芸能人が来たりする。
ラジオのパーソナリティというかDJもスター的な感じ。
ポケットに入れた携帯を出したくてうずうず。
しかし、それは厳禁。
警備は厳しい。


肖像権、著作権、他法に触れる。





何も知らないおじちゃんは悪気もなくそれをしてしまう。
マナーといっても、なかなかその線引きが難しい。

「あの店に知りあいの娘さんが働いているんだ。せっかくだから、写真を撮ろうじゃないか。めったにないことだし」
そう思っておじさんは、仕事場のスナップを撮って、仕事場の隅っこに彼女を呼び出して得意げに撮影。
そうそう、後から見たら、いろいろ思い出すから、楽しいのが写真。

後日。

「今日、売り場におじさんが見えましてね…写真を撮っていかれました…ちょっと、売り場の写真は…」
「?」

そう。お店屋さんには、商品やらモデルさんの写真やらがあるわけで。
お客さんもいたりする。

「肖像権っていうんですか、そういう問題もありますから。ホームページとかには絶対に載せないでください」
「大丈夫、ホームページの技術も知識もないし」
「でも、売り場の写真は…」

おじさんは、お叱りを受け、なくなくせっかく撮った写真を削除。




旅人は、心が大きくなる。

日常からかけ離れたテーマパークや海外に行ったりすると、そこに靴屋があるだけでも、何か絵になる感じで、写真を撮りたくなる。
いかにも、見てくれ、どうよ、かっこいいだろう、並んで一緒に写真撮りたくなるだろうー!と言っている感じがする。

本当はダメだけど、目をつぶってもらっていることも多くある。




「館内でも撮影が可能です」
と、某テーマパークの某館の入り口にいたガイドさんが言った。
これは撮らねば。
某館とはナントカ美術館だか博物館だか、そういう種類。
動物園とかではない。
モノが置いてある。
しかし、そのモノは、コピーというか、そのためにつくられたモノ。模造品というか。
そのモノの集まりは実にキレイで、たしかに写真に撮ってもいいかも!と思えた。
館内で、カメラを触りながらモゾモゾしていたら、「お撮りしますよ」とガイドさん。
お言葉に甘えて撮ってもらった。
画像を確認した直後にデジカメのバッテリーは切れた。



デジタルアルバムというのも、好きだ。
スライドショー仕立てにしたものをCDとかDVDに記録して保存。
しかし、待て。
老後、思い出を振り返る時、それらは再生できるものか…
長い目で見ると、ダルい紙ベースの写真の整理も、輝く。
省スペースとの闘い。
そう思うと、新聞記事のスクラップというのは、素晴らしい。
写真の質は別としても、紙が褪せても内容は褪せない。
むしろ、味わいが増す。
新聞の写真も活字もキレイになった。
家庭でもプライベートでも新聞を!(新聞愛好家?)

私がいた証。


写真は楽しい!


KAZU |MAIL