2001年12月07日(金) |
星空に伸びをして息つこう |
見えている世界は美しい? それは自分が決めること。
こんばんはというより、おはようございます。 あまつばめです。(現在AM5:00)
ふだん、日記を書くのは夜。なので、「こんばんは」と書いていました。 けど、昼間みる人なら滑稽な挨拶ですね。 適当な挨拶はないでしょうか?
いつもどおり、真夜中に日記を書こうとすると、全然書けない。 「内容がないよ〜」ではありません。 書きたいことは頭の中で渦巻いています。 ちょっとしたパニック状態なだけです。 いろんなものが溜まってくると、私は文字を意味として認識しなくなるのです。
思っていることを、映像と音で認識・表現はできます。 でも、文字にできないのです。
ここに文字があったとします。 仮に、自分のHN『あまつばめ』だったとします。 落ち着いてみれば「あまつばめ」と読めるのですが、あくまで読めるだけです。 『あ』という形の模様、『ま』という形の模様、『つ』という形の・・・・・・。そう認識して、音にしているだけです。 その文字を隠され、「書いてみましょう」といわれると、絵を描いている感覚です。 文にすることができません。
活字中毒の私にとって、何よりの拷問です。 数少ない楽しみがかき消されるのですから。
そんな状態だったので、日記を書きつづけるか、間をあけるか、考えました。
このままノートの前にいても何もできないでしょう。 散歩なり、音楽を聴くなりして、休めば戻るかもしれません。 もしかしたら、直接パソコン入力なら、感覚的に違うので、書けるかもしれません。
結局、散歩することにしました。
深夜の散歩。 某ドラキュラさんの得意技ではありませんが、そこそこ、やります。
夜気は昼間の温度を食べ、大きくなっている。 汚れも一緒に吸い込んで、存在するものが純粋になる。 透明のガラスみたいに、指先で弾いた澄んだ音。 そんな心地の良い静寂。
夜空には半月と、小さな星が瞬いています。 日記を書き始めた日から、コンタクトを新調しました。 キレイにはっきりと見えます。 真っ黒なスクリーンに映し出された星達は、しっかり見れば、ものすごくたくさんあることに気づけます。
体の中から、嫌なものが砕けて落ちていく。
こうして、2時間ほど、夜の散歩を楽しみました。
お風呂で温まり、パソコンを起動します。 他人の日記を読んでみて、文字が文字として認識できました。
よし、少し、楽になったぞ。
渦巻いていたことも、日記という形でないけど、別の形にできそうです。 まあ、こんなことを2時間もかけて書いているので、無理をせず、溜め込まないようにしませんと。
今日は、ここまで。
そういえば、また、寝てないや あまつばめ(現在朝7時)
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