2003年09月23日(火) |
空は晴れても心は曇り |
今日は朝からとてもいいお天気で洗濯機をまわし 部屋の掃除をしこの日記を書いているわけですが 窓を開けると風はヒンヤリ冷たく あぁ秋なんだとあらためて感じた朝でした
先日 以前受け持っていた患者さんが再入院してきました 胃がんで末期の状態人工肛門を造設し 一度は家に帰ったもののガリガリにやせ 食事もとれずまた入院してきたのです
もうこれが最後の入院になると家族には説明され 入院して数日たった頃 奥さんの目の前で急変し心停止をおこしました
心臓マッサージやカウンターショックなどを使用し 気管内挿管までしましたが 結局心臓は動かずそのまま亡くなられました
人間の命が終わってしまう時は 肉親でなくても心が痛むものですね
私の場合亡くなられた時の顔が なかなか頭から離れない時があります その患者さんに私は何をしてあげられたのだろうかと いう思いが消せないのです
これはナースという職業についているあいだ 繰り返すことなのでしょうね
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