ああ、日々堕落してゆく・・・・★
私・恵美さん♪
ポチ・同居人、彼氏とも
オッサン・特定の男性
ポチと知り合う以前から私を何かにつけて支えてくれた大事な人
Mみちゃん・私の親友
Yスケ・その息子

2002年04月06日(土) 痛い・・・

 あの人のお母様が亡くなった。
もう10年も前からこういう日が来るって事はわかってた。
ガンの宣告を家族は受けていたから。
お年のせいもあり、進行が遅く遅くて、先生のおっしゃってた
よりずっと症状が出るのが後だった。
それまでは相変わらずの憎まれ口に、わがまま放題。
実際あの人も「ホンマに癌かい・・(-"-;)」と思うことが多々
あったらしい。
食事を受け付けなくなって、たかが3日4日、驚く程痩せて
顔つきが見る見る変わっていったそうだ。
それを見ると辛い・・とこの一週間言い続けてた。
「点滴はずしましょうか?」の問いに、一日一日延ばしに考えて
いたんだと思う。点滴をはずす・・・これはもうそのまま自分の母
の死に結びつく事だから。
意識もないのに、床ずれがひどくならないように、体の向きを変え
る。そのたびに何とも言えず痛そうな、辛そうな顔をするらしい。
意識がないなら、床ずれになっても良いのではないか?とも。
でも床ずれは極力しないように、じゃないとジュクソウになって
もっともとご本人が苦しむから・・と私。

 今朝5時半電話が鳴った。2時過ぎに逝ったと。だからしばらく
バタバタするから・・と。何も言えなくてごめんね。
何も手伝えなくて、ごめんね。一緒にいられなくてごめんね。
後はもう何も言えなくて。

 私は実際お会いしたこともない人だったけれど、私の大切な大切な
あの人を産んで下さった人。それだけでココロが寒い。
ココロのどっかに氷の金平糖が。
ころころと転がり、引っかかり、どこかを刺す。
思ってもいないときにチクっと。冷たく痛い。
氷だからそのうち溶けてしまうだろうか?それとも私のココロは冷たい
からいつまでも金平糖は金平糖のままで、コロコロコロコロ私のどこか
を傷付けて動き回るのだろうか。
ココロにちいちゃなちいちゃな、暗い穴が一つ増えました。


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