外を見ていた。何となく、ただ見ていた。風が吹いていた。桜の葉が枝に1枚だけついてた。ずっと見ていた。どんなに強い風が吹いていても飛んでいかなかった。授業に目をむけた。また外を見てみた。その葉はもうなかった。他の葉がただ風に舞っていた。ということを3時間目にしていた。この授業(障害児保育)はスキになれそう。でも、外を見ていた。理由はないけど、なんとなく落ち着いた。ずっと見ていても飽きなかった。ただ見ているだけ。ずっと部屋の中から。