文ツヅリ
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2004年11月06日(土)
  【マル獄】 OBEDIENCE��

「それとも女の子かな〜?」
 女生徒となれば話は別なのだが――。
「……く、すりッ」
 呼び掛けを無視して発せられた声。
 それは掠れて聞き取りにくいものの、紛れも無い低音だった。ヤロー、男だ。
 そいつに聞こえるように舌打ちすると、追い払うべく、酒でふらつく足取りでなんとかベッドまで歩み寄った。
「男は診ねーっつってんだろ」
 雑に巻き付けられた布団を剥ぐ。と、そこにあるのは馴染みの顔。

 獄寺隼人。

 ここに来る前に、コイツの家で専属医師として雇われていた。
 なんの因果か、国境を越えてまた会うことになった訳だが、……まァ関係ないか。
「ハイ、さっさと帰った帰った」
 腹を抱えるように横臥している姿も、最早見慣れているので、同情心のかけらも湧かない。
 大方、またあの姉貴を見掛けでもしたのだろうが、精神的な痛みならば、時間の経過と共に引く。
 そんな一時的な凌ぎの場として、俺のベッド――と言う度に、同僚は嫌な顔をするが――を提供するつもりは更々なかった。

 しかし。

「…………」

 どうやら生意気なこのガキの方も、出ていく気は更々ないらしい。
 無視、無視、無視だ。
「ちょーっとォ?」
 声を掛けると、ひどく緩慢な動きで手を伸ばしてくる。
 何かと思いきや、俺が剥ぎ取った布団を引っ張って、また巻き付けようとしていた。

(まだ寝る気かよ……)

 いくらなんでも図太いってモンだろ。



 ---------・> nExt












×‐‐‐‐‐×‐‐‐‐‐×

長くなりそうな予感。
おもんないのに長いって最悪だね(=v=) 自己マンだィ。

つか保健医ってなんだ校医だよ校医!……多分。(曖昧)



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