和田拓治郎の「夜景レストラン」

2006年05月14日(日) 凡人痛感



作品制作を開始いたしましたが、いまいち溶接サーフィンのリズムが刻めない低迷感。
それもこれも、先日目撃した人物が頭から離れず、根本が揺らいでいるからなんです。

いつものごとく深夜に作業が終わるため、疲労しすぎた時はラーメン屋なんかで食事なんですが、ただただ食べたくて入店すると、隣に誰が座ってるなんか気にもしないんですよ。
そのために、注文等の一通りマニュアルをこなした後と後回しになりましたが、何気なく目をやる程度に周りを確認すると、お隣のご夫人がどうも普通でないんです。

一人のはずなのに、コップと小皿を三つづつ置いて、それぞれに餃子のタレをギュウギュウ詰めて、割り箸を差したり転がしたり。
注文された中華冷麺も、前に置かれるなり20秒くらいで完食。

「一人遊びが好きなキャリアか?」と軽く流そうと思った、






↑押すと予想通りの言葉に変化

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メニューも胡麻入れも、何もかも付箋だらけ。

そして、極めつけは「何も食べてないですよ」のライブドア的発言。

その異常気象に気づいた店員が、ご夫人の前に座りお話を伺っております。
「待ってくれ、疲れてるんだオレは、早く帰らせろ」と言いたいが、店員もこちらを向いて「申し訳ないです」的な表情で会釈。

15分ほどで、警察官が到着。

やっと店の外に出て窓から中をのぞくと、店員と警察官がピンクの付箋だらけになった机の前で腕組みして悩んでおりました。

思い出せば、これは彫刻の展覧会でよく見る風景。
あれは作品だったのか?
やばいぜアート。

※画像は、セブンイレブンの運転手の名前が「山田優」。
こういうのは確認できるんだよ。


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