
一緒に働く従業員は、皆若くて猛烈に強い。 中でも、中肉中背でもの凄く動きが速い子がいる。(画像1)
溶接もウマい、ていうか溶接マニア。 この世界は、溶接がウマいヤツが一番偉い。 歳は関係ないし、ウマくなかったら存在価値が無い。
さらにウマい人は何人かいるが、常に意識してみな作業している。 出来た製品をみんなで見て、「ウマい」「ちょっと良くない」って言いながら、上を狙っていく。
わたしが修行させてもらう一ヶ月まえに、外人もデビューしていた。(画像2) 日本語と溶接が下手。 肝心な2大要素がダメなのに、よく頑張っている。 しかも、スゴくやさしい。
それで、負けず嫌い。
ちょうど、入ってきた頃に、画像1の動きが速い子に腕相撲でなぜか負けたらしい。
その日から、彼は毎日食事休憩を鉄アレイでの筋トレに費やしている。 午前中、散々持ち上げた鉄の製品と別計算の重さを持たないと、同じ職場では差がつかない。 彼は、ホントに毎日鍛えていた。
190センチの大男が、160センチ程度の日本人の子どもに負ける屈辱は、とても衝撃的だったのだろう。 再戦は、10月1日食事休憩。
この試合、絶対観たい。
※本日「覚えたての日本語で質問の時間」で面白かった表現。 「キノウ何時ニ寝タ?」
「2時くらいかなぁ」
「ニジ〜?、
(無視した後で)「そっちは何時に寝たの?」
「オレモ、ニジ〜」
こんな感じのやさしい外人。

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