和田拓治郎の「夜景レストラン」

2008年09月26日(金) あいつとこいつ




一緒に働く従業員は、皆若くて猛烈に強い。
中でも、中肉中背でもの凄く動きが速い子がいる。(画像1)

溶接もウマい、ていうか溶接マニア。
この世界は、溶接がウマいヤツが一番偉い。
歳は関係ないし、ウマくなかったら存在価値が無い。

さらにウマい人は何人かいるが、常に意識してみな作業している。
出来た製品をみんなで見て、「ウマい」「ちょっと良くない」って言いながら、上を狙っていく。

わたしが修行させてもらう一ヶ月まえに、外人もデビューしていた。(画像2)
日本語と溶接が下手。
肝心な2大要素がダメなのに、よく頑張っている。
しかも、スゴくやさしい。

それで、負けず嫌い。

ちょうど、入ってきた頃に、画像1の動きが速い子に腕相撲でなぜか負けたらしい。

その日から、彼は毎日食事休憩を鉄アレイでの筋トレに費やしている。
午前中、散々持ち上げた鉄の製品と別計算の重さを持たないと、同じ職場では差がつかない。
彼は、ホントに毎日鍛えていた。

190センチの大男が、160センチ程度の日本人の子どもに負ける屈辱は、とても衝撃的だったのだろう。
再戦は、10月1日食事休憩。

この試合、絶対観たい。

※本日「覚えたての日本語で質問の時間」で面白かった表現。
「キノウ何時ニ寝タ?」

「2時くらいかなぁ」

「ニジ〜?、






↑押すと予想通りの言葉に変化

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(無視した後で)「そっちは何時に寝たの?」

「オレモ、ニジ〜」

こんな感じのやさしい外人。




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