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これは恋だ! / 木村
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〔 超少女 明日香 2004年09月18日(土) 〕
珍道中 後編
副題:【隊長とわたしとTシャツと】
朝6:50未明。
大阪駅に到着。…後、素早く迅速に、環状線内回りの車内に滑り込む。
一息ついた途端、彩子さんからこんな事を聞かされる。
S「ねぇ、切符売り場で、わたしたちの後ろにいた子たち(Jファン)、
なんて言ったと思う?」
K「え?わかんない。なに?」
S「『もうすぐ8人に会えるよっ!』」
マージでー!��( ̄Д ̄)
K「……す、すげー」
S「すっごいポジティブ」
自分たちに限って、
まさかファンが多すぎて人数制限が出るだとか、
よもや延期・中止になる…だなんて不測の事態をまるで無視した、
彼女たちにとってこの上なく都合の良い解釈ですよ。
びっくりですよ。
純粋っつーか、もう凶悪ですよ。
そういうのが周囲を省みず、マナー違反を平気でするんですよ。
平気の平左で、道徳理念てなぁに?難しい言葉わかんな〜い!とかホザくんですよ。
そこで、彩子さんより通達が。
今日はもう無礼講で!!!
いつもはとても真正直に慇懃講ですが。
今日こそは、無礼で! 無礼で生きてやろうじゃないかと!
たった30秒未満の至福を得るために、東京くんだりからやってきて、
にゅうすの二の舞になってたまるかコノヤロバカヤロー!(©泉谷しげる)
…ってなもんです。
そりゃぁ、木乃伊取りだって いい加減木乃伊に成らいでかっつー話。
そんな大きな覚悟を胸に、いざ集合場所へ行けば…あらな〜んだ。
拍子抜けするくらいに人がいませんでした。
明らかに2人共、にゅうすの騒ぎの人数ではなく、
夏の某所と比較しており…ちげーよ。
相手はJ事務所と愉怪な仲間たちだったよ。と思い直しましたが。
それでも、割り込みしてくる してくる。(苦笑)
後ろの母子集団の品の無さったら、あり得ない。
割り込みしといて、他人様の座席スペースぶん盗っといて、
こっちの顔もろくすっぽ見ずに、「すいまそ〜ん」だと?
「え? 自分ら、7時半からいるん!? あり得へんわ〜!」だと?
死ね… 今すぐ死ね !!!
…と真実思いました。
ワタシの心が荒んでるだなんて、誰にも言わせない。
あの母子の存在は、慎み深い日本人だからというのではなく、
知性と理性を持つ人類の恥だ。 だから、死ね。死んで詫びろ…そう思いました。
その後、手前に座る中学2年生だという娘さんたちと、
和気藹々、関西の話やら、J歴やら、カンテーレって?やら、
「ワタシのズボン際どい(ジッパー付近の股)ところが破けてる」だの、
サーレーやら、プロシュートの兄ぃやら、マンモーニのペッシやら、
なんだかいろいろなお話をして時間を潰すこと約4時間。
その永久に続くかと思うような炎天下の待ち時間中、
大抵の(彩子さん)衝撃発言ではあまり動じなくなっている…と、
自負している木村をして、驚愕させた一言がこちら↓
「ねぇ、鼻ほじっていい?」
(薄くさせたから、saikoさん。 ←だからなんだ)
瞬時に「いいよ」と返したのは、
慣れと条件反射のなせる業だと思っていますが、
心理的には、『………ココで?』と反問していました。
しかも、了承を得ると迷わず実行する漢気系な彼女を見ながら、
きっと NOって言っても実行したんだろうなぁと思いました。
その後、順調に進み、8人との握手を果たし、
2時15分頃、最後尾に並び2回目のチャレンジをしました。
ええ、ダメもとでした。
2回目は割りとスムーズに列の移動が行われていたとはいえ、
無礼講もさすがにいい加減、実行不可能になり、
体力と忍耐、時間的な限界にさしかかろうという17時頃の その時…
伝説の、隊長の名に相応しい、超少女たちが、
疲れ果てた木村たちの前に現れたのでした。
事の発端は、推定小学4、5年生かと思われるような女の子2人が、
マーカーインキを腕に塗りたくっていたのですが、準備が済み、
そのインキ粕を拭き取ったメモ用紙の処理…といいますか、
直後の彼女たちの行動が、木村に、もの凄い衝撃を与えたのでした。
以下、超少女たちの会話↓。
「早く亮ちゃんに会いたいねんなぁ」
「せやなぁ。あ、なぁ、これ棄ててや」
「…またぁ?(呆)」
「うん。ええやん、紙は土に還るやん?(笑)」
「せやな。紙やもんな(笑/納得)」
ポイッ
!?!!
棄てられた紙ごみは横の土手(?)に無造作に落ち、
その一部始終を眼前で見聞していた 木村は、衝撃のあまり一瞬思考が止まりました。ええ。
人間、予測不可能なことが起こると何も考えられないといいますが、アレ 本当なんですね。
彼女らの、無知と良識の無さに、南斗水鳥拳かましたくなりました。
木村の顔面が非常にアレでナニだったらしく、
彩子さんが「すごい顔してるよアイさん」と教えてくださいましたけどもね。
いや、だってさ。
こともあろうに、自分の眼前に 比類無き莫迦が居たんですよ!?
しかも2人も。
不意打ちですよ。
そして、至極、まともな反応ですよ。
むしろ、リアクション足んねーよワタシ。(反省)
まず、紙が土に還る根拠が一体どこから湧いて出てくるのか、木村には皆目解らない。
人間の手で加工されたものが、土に還る道理がどこにある?
え?どこにあるよ?(`_ゝ´)フォォォォォ
まったく…最近のガキは、自分が生きている事に罪悪感のない奴等が多すぎる。
プンプンヽ(`Д´)ノ=#
そして、その比類無き超少女莫迦2人は、ワタシの股のやぶれを発見し、
くすくすと嘲笑しておりましたとさ。
これが最初の出会いでした。(…)
その後、列が少しずつ移動し始め、
いつの間にか、木村たちの前から 超少女たちの姿は、居なくなってしまいました。
ところが、その数十分後。例の超少女莫迦たちを発見!
わたしたちよりも、数メートル先を進んでいました。
その後も野生の勘で、密集率が極度に高い列を、
さりげなく なにげない大胆不敵さで激進してゆく隊長たち(超少女)。
どんどん距離は離され…。思わず、彩子さんに
「あの子たちすごいよ。どんどん進んでいくよ」と言ったところ、
「ワタシもそう思ってた」と返ってきたので、ここでまた新たな提案が…。
てゆーか、隊長について行けばいいんじゃない?
ソレだっ!�堯�*゚Д゚)
…というワケで、帰りのバスの心配もあり、
このままじゃ埒が明かないと踏んだ木村たちは、隊長たちを追い抜く8人と握手す べく、
橋の下から、手前勝手な壮絶競走馬捕る が開始された…。
受付のテントまで、4つのコーナーが隊長と我らの前に立ちはだかる。
列が動き出すたびに、隊長の位置と動向を確認し合い、
「右です。右に迂回!」「次のカーブで左に行きます」
「おや?隊長どうやらお疲れの様子。座り込んでいます」
「おーっと並んだー!」「三馬身とび出た!」
などと、古館顔負けの競馬中継。
レースが始まってから、猛烈な追い上げで、初回のカーブで、隊長を抜きました。(爽快)
今まで『行列』というものに並んで、
あそこまで面白おかしく進めたのは 木村 初めてでしたよ。
ありがとう隊長。面白かったよ隊長。゜.:。+゜
その後、完全に隊長を抜ききり、受付をすませてゲートをくぐると、
そこは 最後の難関に相応しく、休憩時間に入ったせいも手伝って、
まったくといっていいほど、硬直状態が続きました。
焦っても仕方が無いので、とりあえず、
彩子さん特製の動画ムービー(BGM:ターミネーター2)で遊んでいました。
そんな折、左手方向に、新たな第2の隊長を発見!
この第2の隊長は、元祖超少女隊長が直前に居た時、
我らの後ろで、クラスの男子女子について、
ベラベラ稚拙な恋愛論を展開していたジョシコウセイ?中学生?の集団でした。
彼女らもまた、人のスペースをどんどん侵略してくる有り触れた子供だったので、
遠慮なく、即座にこいつ等だ!と思いました。
こいつ等を第2の無礼講という名の傀儡に…ライバルに!と。
まぁ、第2の隊長集団は、割と最終コーナーで簡単に抜けまして、
あとは順番を待つだけの状態になり、
再び 無事に 8人と握手できたのですが。
まぁ…正直言いまして、隊長たちとの出会いがなければ、
完全に2回目の握手は実現不可能だったと思います。
ソレぐらいに残された時間は少なく、
また隊長と出会ったことで、より一層の時間短縮ができました。
そして、わたし達の無礼講というのは、
実際、とても可愛いものだったと思います。
もろくそ割り込んだワケでもなく、高速渋滞でズルしていたワケでもなく、
ただ空いている隙間を縫って歩いていただけですから。(…)
そんなこんなで、たのしい旅でした。
結局、最後の〆の話といえば、霞ヶ関あたりで、彩子さんから、
「鼻ほじっていい?」
と、再び聞かれたことぐらいでしょうか。(薄くさせ…(以下略))
そんな喜怒哀楽に満ちた愉快痛快大阪珍道中でした。
(語り手:木村 アイ)
― 了 ―