カナの果てしないたわごと

2005年09月22日(木) インディージョーンズとチャーリーズエンジェル

はぁ〜あ。怒涛の様な2日間が・・・詳しく言うと半年だけど、やっと
終わった。成し遂げた。色々な事があったけど、今はもうお腹いっぱい。

女心って、私たちが男心を分からない様に一生かかっても男には分からない
んだろう。もしかしたら分かりえないからこそ惹かれ合うのかも。
相手の事を分かりたいと色々な自分が顔を見せて色々な作戦で挑むの。

ちょっと昔に私は”映画の様な恋がしたい”と友達に言ってて、自分でも
ちょっとギャグのつもりだったんだけど、それはどういう感じの?と
聞かれて「大雨の中を走り出したくなる様な夢中な恋」と私は言ったなーと
さっき思い出した。

その時はお酒の席だったしあくまでかなーりの夢を語ったつもりだった
んだけど渦中にいる時は気づけなかったけど、私は自分の夢を叶える事が
出来た幸運な女だったんだったと今は感じる。
さすがに大雨の中は走り出さなかったけど、家までの道のり、乗ったばかり
の電車を1駅で降りてタクシーで彼のもとへ逆戻りしたり、モヤモヤが消えて
くれなくて3駅分歩いて足痛めたり。やってる時はアホだ・・私っていう
罪悪感でいっぱいだったけど、今思うとおもしろい。

教会の横、緑の並木道、朝靄の駅のホーム、思い出す景色はどれも映画の
1シーンの様なきれいな光景ばかり。いつも不完全燃焼で言いたい事の半分も
言えなくていつもモンモンとしてた。日記に気持ちを綴ったり、一人ボソッと
つぶやいたり。けれど、最後はもう何も悔いなんてないぐらいに私は全てを
言い尽くした。

夕方、一人でSex and the cityの再放送を見ていて決意したの。
いつも誰とも深い恋に落ちずにプレイガールだったサマンサが本当の愛に
出会い、彼に夢中だった。けれど彼の浮気の妄想に悩まされて、浮気チェック
の為に高級ホテルの30数階に滞在する彼の所へその都度、女がいないか
チェックしにいくの。
それも、エレベーターなんて待ってられなくて階段で(笑)息を切らして
ハイヒールも脱ぎ捨てて、必死に階段を駆け登る。

サマンサはある日、限界を感じる。そして彼に「愛してる。だけど
いつも30数階まで階段で登るのはもう限界で疲れた」って告げて、
彼からもらったダイヤの指輪をテーブルに置いた。

そんなのさ、エレベーターで行けばいい話だし第一、浮気なんてしてない
かもしれないと思うでしょ?
けど、状況はまったーーく違うけど、私はサマンサの気持ちが痛いくらい
分かったの。涙が止まらなかった。

ありもするかしないか分からない、未来があるのかないのか分からない
漠然としたモノだけに向かって走り続けるのには限界がある。
それを耐えられる方が偉いのかもしれない。けど、私は確実にダイヤの指輪
をテーブルに置く派です。

こう考えてみると、私のとった行動は強いとか思ってたけど、弱いだけ
だったのかも。でも、悔いはない。まっさら、スッキリ。

最近、猫背だとあいつは言ったけど、もう違う。昨日からキャリーと
サマンサみたいに背筋を伸ばして颯爽と歩いています。

最初はツイてない最悪な男だーって思ったけど、でもやっぱり最高な人です。
私のこれからの人生の中でも岐路になる様な素敵な恋だった。大恋愛した。
一方通行でも。これからも私はずっーーと人間として彼を好きでいつづけるとは
思う。

悔いはナシ!失恋が怖い奴は完全燃焼すればいい。中途半端だとこないだの
私みたいになる。そして、突き詰めて最後まで完全燃焼すればスッキリする。
自分の中の見たことも気づいた事もない様な感情に出会う。

今、彼にすごく彼に謝りたい。一人で映画ってた自分に反省。
そして、また、いつもみたいに笑ってバカ話しよーっと。

とりあえず、THE END。 ありがとう。

















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