2005年10月23日(日) |
Fackin' high |
はい。本日はオーエフエフ。 という事で久しぶりの友達とセレブにもイタリアンレストランで大人食い してしまいました。しかーし美味しい赤ワインだった! フルティーで鼻から蒸気が抜ける様な好みのワインにはなかなか出会えない のでラッキーだった。
そういえば、今日はイギリスの興味深いドキュメントを見ました。 1998年からイギリスで失業した18歳以上の若者を対象に、 ”ニューディール政策”っていうのをブレア政権が施行してるみたい なんだけど、それが凄いんだよ! 例えば、国が全部お金を払ってミュージシャンを目指す若者に無料で 26週間楽器や、ミキシング、音楽業界におけるマーケティングとか全部 教えてくれるの。
そこで知識を得た人たちが見事にミュージシャンとしてレコード会社と 契約するってケースも増えてるみたい。
そして、なんとー!私の最近のお気に入りバンド”HARD−Fi”の ドラマーもこの音楽学校の卒業生なんだって! 前にHARD−Fiが「俺達はイギリスの低階級の人たちの代表で そういう若者の叫びを歌ってる」みたいに言ってたんだけど、そう考えると 数年前とかまでは職も無く漂っていた彼らの音楽を今、遠く離れた 日本で私が惚れて毎日聞いてるって、凄いアメイジングーーな事だと思う。 素敵過ぎる。
音楽産業の輸出額はアメリカが1番で、イギリスは2番。 ビートルズやローリングストーンズがそういうイギリスの音楽産業で 多大なる貢献をしたから第2のそういう偉大なバンドを生み出して 国の利益を活性化させようとブレア政権が考えた政策らしいけど、 素晴らしいと思わない????
道端で埋もれてる若者の夢を国がサポートしてくれる。素晴らしい税金の 使い方だと思う。日本でも職業訓練所とかあるけどさーなんかイギリスは こジャレてるというか、なんかクールなんだよね〜。
そんなこんなで日本の政治ってば、どしようもないなーとか思う訳です。 絶対教育だよね。これって。クレバーでファンキーな教育を受ければ ファンキーな政治家も生まれる。
つーか、ファンキーな大人といえば、最近ねUKラジオで毎回流れてて 気に入っている”James Blunt”っていうミュージシャンが いるんだけど、MTVヨーロッパアウォードでも新人賞のノミニーされてる と思うんだけど、彼はなんと!イギリスの元軍人なんだってよ! 凄げーよ・・。軍人から転職だよ。やっぱり音楽を愛して大事にしている 国だ。素敵。
ブレアさんはトム・ヨークさんが「大嫌い」と言っているので好きになって あげられないけど、ちょっとは素敵な事もしてますな。
さぁ。明日からまたくだらない企業の中で働くのです。別に不満は ないけど、こういうイギリスとか他の国の会社の仕組みとか聞いてると 自分がしてる事がみみっちく思えてくるーーー
髪の毛暗くしてさーネイルもベージュにしてさー黒い靴履いてさーー バカみたいー!もっと自分らしい表現で仕事したい!仕事の内容は好き だけど規則や上司に縛れる日本の会社組織はイヤー
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