亡国のイージス、観てきました。 以下激しくねたばれなので御注意!
何の前知識もなく観に行ったので、誰がどういう役どころなのかも知らなかったし、そもそも舞台は潜水艦だと思ってました。(CMからなんとなく)
ちがうよ…海上自衛隊護衛艦だよ!!
ドキッ☆男だらけの護衛艦…☆
いやぁ…制服…眼福だった…(笑)
ていうかね、見終わったあと、カミハタと「おいおい…面白かったね…この ラ ブ ス ト ー リ ー … !!!」 てね、なりましたよ…!?
あれっ、国防をかけたシリアスストーリーの筈 じゃ … ??
うんでもほんと、最後の方は二人して鼻水ずるずるいうてましたけど、どんな映画だったかと聞かれれば、「闇の世界の工作員・如月と、護衛艦“いそかぜ”のアイドルもといお母ちゃん・仙石伍長の心暖まるぶっちゃけ観てて恥ずかしいラブストーリー」だったと思うん だ … !!(えー??)
ご、伍長!!なんってかわゆいの!!オヤジ受ばんざい!!笑 いい具合におっさんで、心はお母ちゃんで、護衛艦「いそかぜ」と部下を何より愛してるんだよ…!!そして見かけによらず有能です。(笑)
シリアスな場面続きでも、伍長が出るとなごみます。 多分、わたしの顔は相当緩んでいたとおもう。 映画館って暗くてほんと助かる。。。
伍長はあの下っ端の若いコたちのアイドルです。 多分みんなベッドの壁に伍長の写真を貼ってると思う。 ああいう階級社会において、まれなほどあったかいひとだと思うんだ…! 部下のために警官に土下座だってしますよ。
そして如月の伍長を見る熱視線は最初からただごとではなかった。
後に2人で行動を共にするんだけど、もうそのシーンもあのシーンもなんだかとっても観てて恥ずかしかったよ…!直視できなかった。なんだおい。今まさにテロリストと攻防を繰り広げてる最中なのに、そのほんわか和み空気は何なんだ。 ら ぶ い ん だ よ !!
如月は伍長に絵筆を送ったりしてアピール。 そして制服の下にその筆を常に携帯している伍長。
…… ら ぶ い …… 。
如月は口ベタだから(ていうか任務内容は極秘だから)、あやうく伍長に誤解されるところでした! でもね、なにより任務遂行を最優先する如月が、伍長だけは撃てなかったんだよ。だって如月は、いつも伍長の背中を見てたから。
「…あんたは実戦を理解していない」
「お前は人間を理解していない!」
このシーン良かったな。。。
あと「どんなにみっともなくともいい。とにかく生きろ!」の台詞ががとても好きだ。その通りだと思うから。
息子の死という心の隙をつかれた宮津副長が切なかったな。。。
……なんてじんわりしてたというのに、最後の最後に如月がかましてくれました。仙石伍長にあてたラブレター!!言葉はひとつも書いてないのに、あんな熱烈なラブレターは 初 め て 見 ま し た 。 (ひぃ…!) 恐ろしい子…!!
如月はその後どうしてるんだろう…。またDAISに戻ったのかな…? むしろその特殊工作員としての手腕を生かし、仙石たんをストーキングでもしてるんじゃないかと正直思います。おいおい…1度海に出ちゃうと難しいぜ…??笑
それか陸で伍長の娘と仲良くなってると思う。 将を射んとすれば何とやらです。 奥さんが亡くなってるのをいいことに、「なあ…新しいお母さん、要らないか…?」てね。むしろ伍長がお母さんなんですけどね。アッハ! プライベートの伍長情報をかき集めていますよ。
伍長は強気の如月(ていうかいつも強気で生意気な如月が見せたふとした心弱げな表情の如月)に迫られたらほだされちゃうといいよ!
それか、じつはそういう輩の扱いに慣れた伍長にあっさりいなされてかわされる如月というのも萌える。
…なんてことを見終わったあと延々カミハタと話していたら、本が一冊できそうなくらいのネタになった。笑
イージス本は出ませんけど!(でも読みたい な … !)
まあそんな萌え要素はおいといて、大変おもしろい良い映画でした。 満足!!
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