インチキ公務員とりの日記
鹿児島在住のへぼへぼ地方公務員の日記でございます

2004年05月26日(水) 何もすることがない。

21:40

今日も若手そろって一斉に帰宅。

帰ってきたのが7時30分。

こりゃー早すぎ。

んでもって何をするわけでもなく、ぼーっとテレビを見ておりますよ。。


最近ですか・・・
締め切りに追われてますが、まあいつもどおり。

そういえば、昨日は米政策について県庁の近くで150人ぐらい集めて会議か何かあったみたいですよ。(新人君に行かせた)

いやー米政策、もう駄目ですねぇ。
国の政策がまだ固まってない(笑)
つうか、田植えが始まってますぜ・・・

地方にいる末端の人間は、どーしろと言うんですかね。。

新人君曰く
「質問が出ても、『国の政策がまだ・・』の一点張り」
だったそうで、何ともトホホ感いっぱいです。

唯一の救いが、「米の達成率把握に県は関わらない」ということですよ。
達成率・・・米の担当には恐ろしい言葉でございます。

米の制度。
簡単に言えば
「おまえの町の水田は○haあるんで、●ha生産調整しなさい」
ということですよ。

生産調整というのは、米以外を作れ・・と。

んで、この●haを何パーセント達成したかで、さまざまなペナルティがオプションとして組まれるわけですよ。
むろん、うちの町では今まで30年くらい100パーセントを下回ったことはないです。

話を戻して、この達成率を判定するには書類で確認するわけです。
んで、何をするかと言えば
「県が組んだ電算システムに合うように、書類またはフロッピーで提出しなさい。」ということですよ。

つまりは、県が達成率を把握するようになっているわけですよ。

んで、今年度からはそんな電算はとっぱらって、自分たちで生産調整率を達成、把握をしなさいということです。

地方に全権委譲っうことですな。

元担当(今でも担当かもしれん・・・)から言わせると、不正し放題。
米植え付けてても、生産調整したように操作っと。んで達成。

まあ、今までも生産調整すると言っていて、現地に行ってみたら、米が植付けしてあったこともありましたが・・。

書類なんて農家が見るわけでもないし、担当者だけが数字をいじったことを覚えていればいいだけなんで、楽勝。

まー、もともとの制度が穴だらけなんで、どうしょうもないですが。
現場が残るわけでもないし・・・


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