skajaの日記
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2002年11月03日(日) インチキダンサー、地方巡業に行く

今日は某市文化祭でダンスのデモンストレーション。
昨日はリハーサルだった。
新宿で8:50に先生他のメンバーと待ち合わせ、電車で一時間かけて
会場へ向かう。
衣装持参だから皆荷物が多い。
駅に着いたら、市の担当職員さんが出迎えてくれた。
バンに乗ってそのまま会場へ向かう。まずは下見だ。
会場へ着くとちょうど市長の挨拶が始まったところで、すぐに
最初の演目である日本舞踊が始まった。
袖からちょっと舞台を見学できたが、本番までこの舞台には
立てないらしい。
一日がかりの文化祭のようだ。

またバンに乗ってリハ会場へ向かう。
ただのレッスン部屋なのかと思ったら、こちらもミニ舞台だった。
本番の舞台より小さくてすみません、と担当者は恐縮していたが、
なんのなんの、とても立派です。
だって楽屋(和式)までちゃんとあるし、弁当つきだもの。
こちらは控え室なし、リハーサルの場所無し、屋根無しのところで
普段踊ったりもしてるので、充分すぎるくらいです。
準備運動をしてる間に、ミュージシャン二人が到着。
先生とは共演したことがある方なのだが、私は今回合うのが初めてだ。
ミュージシャン本人がダンスをする方なので、小節数を伝えるだけで
ささっと合わせられる。
ダンスとテンポが合わないとすぐ気付いてくれるので安心できるわ。
弁当食べて、衣装に着替えて、軽くメークして、今度はバスに乗って
再び会場へ。
ここまでくると地歩巡業の旅芸人一座の気分。
緊張しながらもウキウキしてきた。

我々の役目は、文化講演会に華を添えるための音楽と踊り。
文化講演会の内容と合ってるのかどうかちょっとわからない
民俗舞踊なのだが、舞台は華やいだと思う。(自我自賛)
たった20分でパフォーマンス終了。
でも講演者の大学教授が、良いパフォーマンスだったと舞台上で
褒めて下さった。
お世辞かもしれないけどありがとう。
辛口批評家だと思ってたけど、案外感じ良い方だったわ。(単純)
我々前座は講演会は聞けないということなので、さっさとリハ会場
兼控え室に戻って着替え。
一日がかりだったけど終わるのはあっという間だ。
謝礼(出たのよ)をいただき、ミュージシャンとさよならの挨拶後
さっぱりと帰途についた。

今回はダンスの先生が市からの依頼を受け、先生のお友達や
生徒である私達でグループを作って参加した。
(一応グループ名も付いている)
私は教室ではけっこう古株なので、パフォーマンスグループに
入っている。
競技人口自体が少ない踊りなので、それなりにお声はかかる。
でもやっぱり私はド素人なんだわ。
今回、出た謝礼を当分に山分けしていたみたいなので、力量が
これだけ違うのに山分けでいいのか?と気になった。
そもそも謝礼もらっていいのかしら、私。
だって、専門的に習っている人から袋叩きにあいそうなレベル
なんだもの〜。
見てる人から、おいおいインチキダンサーが一人混じってるぞ、と
思われそうで恐いの。
でも案外パフォーマンス好きなので、誘われると出てしまう。
先生が誘ってくれるってことは、人前で踊って良いレベルなのかな。

自分がどうするべきなのかはよく分かってる。
悩む前に練習しよう。
もっと上手くなろう。


skaja

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