TOI,TOI,TOI!
| 2002年12月15日(日) |
飲んだり騒いだりの1週間 |
コンサートがあったというだけでなく、 この1週間は、ものすごかったっす。 濃かったっす。
月曜日は、学校のパーティ。半期に一度の。
月曜日はコンサートの初日だったんだけど、ね。 22時にコンサートが終わり、すごい勢いで着替えて片付けて駅までもうダッシュして22:16の電車に乗り、23時前には学校に到着。 の予定だったんだけど、私はコントラバスFと一緒にいたので、目の前で電車を見送る羽目に・・・。
激寒の駅のホームで待つこと30分!!いてもたってもいられないぐらい寒い。 通過電車も多くて、空しい。通過した後の風の冷たさに、更に絶望的な気分になり。
しかも不運なことに電車が故障で30分以上停車したまま動かず。 コントラバスを置くために私の家に寄り、学校に着いたのは24時でした。 ま、でもちょうどパーティも盛り上がってたので、 そんな不運のことはあっという間に忘れちまいましたけど。
学校に着くと、さっきまで一緒に弾いてたフローニ、クリストフ、トーマスその他大勢が、飲み物売り場で忙しそうに動き回ってました。 なるほどね。 学生会の手伝いね。だからあんなに急いでたんだわ。 クリストフにビールを頼み、お金を払おうとすると、 私の財布をひょいっと覗いて、10セント玉をつまんでいきました。 ホントは2.5ユーロなんだけど。
さて、パーティって何をするかって言うと、 踊るんです! 大ホールのいすを取っ払って、そこがディスコになっちゃうのです。 いやー普段の姿からは想像できない、みんなの見事な壊れっぷり! 羽目はずしっぷり!
気付いたら朝になってました。
なんかでも、すっきりしたー。楽しかった−。
火曜は、お隣さんの誕生日。 フランクフルトで一番おいしい中華レストランで数人で食事をしようというので、 本番終了後、かけつけました。 一時過ぎまでいたかな。 お隣さんも、いい人なので、楽しいです。
水曜は、朝から指揮の試験。 私ら学生は、この試験があるたびに問答無用で召集されます。 今回は一人だけだったので、ラクだった。
曲はドヴォルジャーク、新世界より。 ヴェルディのアリア一曲。
というもので、私はまたもやセカンドヴァイオリンで、 しかも行ったらすぐ、玄関のとこでインペクに呼びとめられ、 「トップやってね。」
ま、知ってる曲だから心配はなかったし、正直うれしかった。
毎日バッハとヴィヴァルディだけをやってるので、 気分転換になって楽しかった。
さて、昼には試験も終わり、 マライケやバーバラと学食へ。 マライケはピザを頼んで、サラミを全部はがしてチーズだけにして食べてました。 彼女は基本的にベジタリアンらしい。
マライケにこの後本番までなにするの?と聞かれて、 なにもない。と言ったら、 じゃ、一緒にいる!とか言って、も〜可愛すぎ。 この空き時間で、今日も合わせしようよ、という話になっちゃった。 私、とても疲れてるので昼寝しようと思ってたんだけど・・・と言っても、聞き入れてもらえず・・・。 合わせ場所は、うち。
合わせというのは。
私の思いつきだったんだけど、 ヴァイオリン4本の面白い曲知ってるから、 私、マライケ、バーバラ、ユーディットの4人でやろうって言って、 私はいつかやろう、なんていう気だったんだけど、マライケはすぐ数日後に図書館で楽譜を探してきて・・。
G・Bacevitzという人の曲です。
ただユーディットは今、肩の手術をしたばっかりで、 来週からは弾けるらしいんだけど、 で、バーバラとマライケと3人だけで、 一回やったのです。あれは魔笛に行く前の時間だったな。
ユーディットは乗馬してて落馬したらしいです。 ユーディットと乗馬っていうのも、またイメージがぴったりだこと。 でもそれは5月のことで、そのときにプレート状のものを手術していれてたんだけど、それをまた手術して今回取り出した、らしい。 入試前に手術できなかったので、今やったってことらしい。
この日の本番がフランクフルトだったってことで、 本番後みんなで飲みにいった。 マライケは、今まで、私が教えた 「カンパイ」「アリガト」 のふたつを、気に入ってしょっちゅう言ってたんだけど、 今日は、自分もって言うときの、 「マライケも」 という言い方を覚え、連発していた。 飲み屋で周りがうるさいので、「も!MO!」とかなり強く言って教えてしまったため、 「マライケも!」 と、「も」が強すぎるのがおかしくて、腹がよじれるぐらい笑った。 クリストフが、バーバラとマライケと3人、あした車に乗っけてやるっていってくれた。わーい!らっきー。
木曜は、ジュゼッペの誕生日。土曜日に彼の住む寮のフロアでパーティです。 ゲネプロ前に先生にこっそり伝え、先生がみんなにこっそり伝え、 いっせいにみんなでハッピバースデーを弾きました。 これは、世界共通なのね。びっくりハッピーバースデー。
休憩時間にみんなで食べようと思って作ってったおにぎりが、 なかなか好評で、 「これ土曜日にもつくってくれない?米とか必要なものは買うから」 とジュゼッぺ。
とにかくその日は千秋楽だったので、コントラバスF♂に誘われて日本人同士3人で飲みました。終わった日のビールはうまい!
金曜日。 朝10時にジュゼッペから電話。 「ノブコ、買い物にいこう!」 というわけで、2人で日本食材屋へ。 米二�繊△�ゅうりのQちゃん、かつおぶしを買い、 そのあと、ほかの食材買い出しにも付き合う。
土曜日。パーティ。 15時にジュゼッペはうちにやってきました。 小さ目のおにぎりを二�訴�。せっせと作ります。 でも実はほとんどジュゼッペが来る前に終わらせちゃってた。
このおにぎりの具についてだけど、 Qちゃんとかつおだけではちょっとさびしいので、 前に友達が日本で買ってきてくれた炊き込みごはんの素を使って、 3合分は、それをおにぎりにしました。 3合分は、酢飯にして、 超ミニアボカド巻きを作り、海苔が足りなくなったので、 あとはアボカド+酢飯おにぎりという不思議なものを作ってみました。
おにぎりができて、それをジュゼッペに持ってってもらい、 私は学校でマライケ、バーバラ、ユーディットと待ち合わせ、 マライケの家へ。みんなでケーキ作り。 マライケはKronbergというフランクフルトから一時間かかるところに一家で住んでます。
私は、「混ぜ」係。 バター、砂糖、卵、粉、みんなが計ってどんどん入れてくるので、 ひたすらウイ〜ンとやっています。
焼いている間はみんなでマライケの部屋でしゃべったり、マライケが前から見せたがっていたビデオ(バルトリ)を見たり、CDを聞いたり。 マライケは読書が大好き。かなり読んでる。語学も、すごい。英語はもちろん、ロシア語、スペイン語、ラテン語などがちょっとずつ分かる。 なんか、簡単な本ない?と聞いたら、 星の王子様を貸してくれた。しかもテープつき。
ヘルマン・ヘッセは全部持ってた。バーバラもヘッセが好きみたい。 好き!の感じが「ファン!」ていう感じなのが、私には新鮮だった。 私も昔読んだけど、当時はすごく大人っぽいものを読んでる気分だった。また今読みたいなあ。 マライケが、星の王子様の次に貸してくれるというから、 ドイツ語で読んでみようか・・・な・・・。
いかにもドイツな、どっしりしたチョコレートケーキの表面にチョコレートを塗り、 M&Mチョコでカラフルにぐるっと円を描き、 その中に、アーモンドのかけらで、 「FÜR GIUSEPPE ALLES GUTE!」 とワーワーキャーキャー言いながらみんなで書いて、 できあがり。
さて、ケーキを持ってジュゼッペの住む学生寮へ。 行く途中で・・・、 私、財布落としました。
電車の乗り換えをするときだったと思う。 乗り換えた電車の中で気がつきました。 とりあえず、電車を降りて、来た道を戻ろうとしたら、 携帯に電話が! 「あなたはなにかなくしましたか?」 「はい!はい!さいふ!」 「電車の中で見つかりました。今、中央駅に22:20に着く電車に乗ってるので、中央駅で、会おう」 「ああ!信じられない!ありがとうございます!」
すぐにマライケに電話。 マ「運がよかった!本当によかった」 ノ「ほんとに!ジュゼッペに遅れる理由を言っといてね」
というわけで、ものすごく親切な人のおかげで、 財布、戻ってきました。 電話をくれたのも、財布を渡してくれたのもその電車の車掌さんでした。 彼が見つけたのではなく、誰かほかの人が気付いて車掌さんに渡してくれたのでしょう。 ああ!本当になんて運がよかったんだろう。
私の電話番号は、バーンカード(電車のカード)から調べたみたいです。 持っててよかったバーンカード。 持っててよかった携帯電話。
パーティ会場について、マライケの顔を見た瞬間泣きそうになっちゃいました。 なんか、すごい、一緒になって心から喜んでくれてて。 こんなお馬鹿に、みんな「よかった!運がよかった!」と言ってくれました。 バーバラには、「これからはもうしないよね。ポケットに入れるのは危ないよ」 と、軽く叱咤されました。ありがとうありがとう、もうしないよ!
と、そんなこともあったおかげで、テンションも上がり、 パーティということで、また、踊りまくりです。 マライケは、私とバーバラが踊り出したら、恥ずかしそーに部屋の端っこにいっちゃった。あ、文学少女、こんなの初めて?
でも途中からは、すごいテンションになって大声を張り上げながら踊ってました。
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