Opportunity knocks
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2006年10月23日(月) 不安

近頃、安倍政権の閣僚の方々の中にちらほらと気になる発言(失言?)をしている方がいて、のどにひっかかった小骨みたいに気にかかっている。アメリカや中国に対する牽制の意味なのか、本気で核武装が国益になると信じているのか。
よしんば牽制の意味だとしてもあまり賢いやり方とも思えない。
いたずらに不安感を煽るだけで意味がないどころか、そういうことが議論の対象に挙がっている事自体、決して好感を持たれないだろうと思う。

最近マジョリティということが頭によく浮かんで来る。多数派、集団の強さ、怖さ。
もし、政府が本気で核を持ちたがっているとしたら、それを実行するために慎重に慎重に布石をしいているのだとしたら、
口当たりの良い言葉で躍らされた人達がそれを強く支持したとしたら、いったいこの国はどうなるんだろうと思う。
多数派ではない人々の意見が無視される、潰される世の中。
そういう世の中に少しずつ近づいているような、そんな気がする。


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