Opportunity knocks
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先日自殺した松岡大臣はどうやら、ナントカ還元水等の事務諸経費計上の問題などよりもっと規模が大きく根の深い問題を抱えていたらしい。周囲は(安倍総理は)そのことをひた隠しにしたいらしいけれど、緑資源機構の関係者が松岡氏の自殺に呼応するように自殺するなど、事態はとても隠しおおせるものではなくなってきている。 そういうことをあれこれ考えると、やはり松岡大臣はすべてを隠蔽したいがために自死を選んだと考えざるをえない。 すべてを隠蔽したい→何のために?→安倍政権安寧のために。なぜそこまでして安倍政権を守らなければならないのか?→政治の全権を握っているうちに憲法改正までこぎつけたい→後方支援などの消極的な軍事活動ではなく、積極的な軍事活動を行いたいため、と、そのようなおそろしい図式までが頭をよぎってくる。
なんだか今の、何かとても良くないことがはじまっていきそうな、そういう雰囲気がとても怖い。先日可決された国民投票法、教育基本法にしても、大多数の国民は中身もよくわからないまま、その法律がどんな可能性を含んでいるかも理解できないまま受け入れてしまっている。深く考える機会を奪い、何も考えさせようとしない、これって戦前の統制に似てないか? とりあえず、今の自民党の独走体制をどうにかしないと、これから先ほんとうにたいへんなことになるような気がする。それでなくても、憲法を改正して何が悪いんだ?と短絡的に考える人達はどんどん増えているわけだし、この夏の参院選が歯止めにならなければ、取り返しのつかないところまで政治は突っ走っていく気がしてしようがない。
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