Opportunity knocks
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夜、ETV特集みた。 「21世紀のドストエフスキー テロの時代の預言書」
亀山郁夫さん、加賀乙彦さん、金原ひとみさん、森達也さんがドストエフスキーについてそれぞれの考えを語るという感じで番組が進んでいくのだけど、今の時代になぜドストエフスキーなのか?ということがそれぞれの視点で語られていて非常におもしろかった。
悪とは何か、善とは何かということをドストエフスキーは小説の中の人間の声をかりて語りかけてくるわけだけど、そういう問いかけ自体がもともと自分の中に存在しているということ、多くの人はそのことに気付いてもいないのだということを、ドストエフスキーの小説は率直に気付かせてくれるような気がする。 そうやって自分自身に問いかけをすることが現在の世界では求められてるんじゃないかな。なんとなくそうおもった。
カラマーゾフの兄弟、また読んでみよう。
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