Opportunity knocks
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2008年04月04日(金) 無題

長嶋有「パラレル」「ジャージの二人」を読む。
はじめに「猛スピードで母は」を読んだとき、なんだかこそばゆかった。
親子関係の描写なのかな。リアルに濃い感じがなんともいえず。

今日読んだ本もそんな感じなんだけど、前読んだときほど拒否反応はでなかった。
なんでかな、としばらく逡巡。
昔ほど人と人との関係性について繊細さがなくなってきたからか。
繊細さがなくなってきたからこそ、客観的な目線で読めたのかもしれない。

あー、思ったより悪くないと思ったけれど、やっぱり気持ちが平坦なまま読み終えた。
これは小説のせいなのか、自分の精神的な問題なのか。


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