結婚願望・結婚式願望 - 2001年12月11日(火) 昔、わたしは結婚願望の薄い人間だと思っていた。 仕事に夢中で、彼よりも仕事や、様々な活動に夢中だった。 だけどね。 今は、結婚願望がある。 あるのに、結婚したくない。 自分の頭の中で、まーさんに夢中な自分とは別の自分が 常にソロバンをはじいてる。 今、27歳。 29までに結婚したいなら、本気で動かなくてはいけない。 多分、まーさんは仕事が落ちついたら結婚をするつもりだろう。 そうでなくてどうして何十年も先の二人の話が出来るだろうと思う。 まーさんは、私の希望を知っているのだから、 結婚の望みがないのに「死ぬ時はそばにいたい」と言えないだろう。 それでも悩むのは、とても些細なこと。 些細過ぎて、簡単に言えなくて、でも言わなかったら一生後悔する事。 結婚式の事。 まーさんは、再婚で、40で。札幌の人。 だから、派手にやりたくないのだ。 派手に、といったってスモークとかゴンドラって意味じゃない。 大規模にお披露目するのに乗り気でない。 その気持ちはわかる。 でも、私にも夢があった。 なぜか、普通と逆に、私が嫁に行く日を心待ちにしている父は とにかく、結婚式が楽しみで、こんな演出したいとか 私によく語っていて、私の中にはもう理想の結婚式がある。 母校のチャペルで式を挙げたい。 母校から程近いホテルのなかにある、落ちついたホールでパーティーをするか、 コテージ風のゲストハウスでゆったりとパーティーをするか・・。 新婚旅行もいって見たい。 「じゅんなら美術品が好きだから、ヨーロッパに行く価値がある」 そう、彼は言うけど。 実際行きたくてたまらないけど。 前の奥さんの時からあるたんすも、ベッドもカーテンも絨毯も変えたい。 まーさんは、まだ使えるのにって言うだろう。 そんな事より、海外でいろんな博物館に行くほうがずっと有意義だと。 いまも。前の奥さんの使ってたベッドで眠るようで、それが嫌で 彼のベッドに半身だけでも潜り込む。 ナーバスになった日は、リビングの床のほうがうんと気が楽。 昔。前の結婚式のことを聞いたとき彼がいった言葉が私の中に刺さっている。 「結婚式は、男にとっては恥ずかしいよ。 でも、みんなに自慢したいって気持ちもあるんだ」 私に対しては彼はこういう。 「したくはないよ。でも、じゅんの喜ぶ顔が見たいから」 それも嬉しい。 でも。私の友人しかいない東京でしか、パーティーも式もしないかと思うと 自慢したいとは思えないんだねっていいたくなる。 わがままだとは判るけど。 時々。結婚式がしたくってまーさんと別れたいなんて バカな事を考えそうになる。 結婚が決まったら、伝えたほうがいいのかな。 それとも早くに話し合うべきなのかな。 でもね。結婚してっていいたくない。 プロポーズだってされて見たいんだ。 今日見た夢は「雪祭りが終わったら結婚式しよう」といわれる夢だった。 -
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