恋愛日記
繭
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不。
此の無気力な感じが
生きていると謂うのなら
湿気を躰に纏わせ
何層もの膜を張り
殻を創ろう
何も知らず
汚れも知らず
誰かが迎えに来てくれるのを待ちたい
其のまま殻の中で息絶えても
何も知らないのだから
大丈夫
王子様を殺してしまったお姫様は
一体誰を待つのだろう。
2003年06月15日(日)
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