恋愛日記
繭
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焉。
この渇きは消せやしない。
枯渇した泉に潤いは無い。
取り返しのつかないものは在るのだ。
手に入らないものは幾らでも存在する。
本人が如何に切実で周到に、
心を込めて手を尽くしたかが、
勝敗の行方を握る。
私は敗者だ。
泣く事も出来ずに
此の胸の痛みを抱え、疼きを感じ
声に成らない悲鳴を上げる。
決して悟らせまい。
絶え間なく吹き荒ぶ孤独という風を一身に受け、
未だ顔を上げる事は叶わないけれど
きっと
きっと
何時か終る。
2004年02月24日(火)
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