妄想日記-オレのOヒゲがのびるワケ...satou

 

 

新築のお家は良いスッね。そして、インドネシアでの出来事。 - 2001年12月16日(日)

朝から坂爪氏の引越しのお手伝い。ダンボ―ルにあらかじめ荷物が箱詰めされていたので楽チン。洗濯機、冷蔵庫なども新しくするらしく、なかったので比較的ス―ムズに物事が展開。
2階とか日当たりも良く、居心地がいい。うん!決定!俺の部屋。

午後からは幸太郎が出演する「東京タンバリン」を観にいく。
昨日観た「グリング」と似た傾向のお芝居なので比較でき良い勉強になった。

夜、一通り用事を済ませた後、TVをつけると自給自足で生活する人達の番組があった。毎回この手の番組を見ては勇気づけられる、我輩だが・・実際大変だよね。
羨ましいけどさ。ただ比較的(番組で取り上げられた人達)こういった方々はバックグランドは裕福な人達が多い気がする。幸せな家庭環境だったりとか・・。
だから観てても悲壮感がないから、いいんだろうけど・・。
この中で伊豆で18年間電気もなく生活してた家族を取り上げていたけど・・・

思い出した!!
以前所属していた劇団スタジオライフ公演の取材でインドネシアのジャワ島に演出家のお伴として行ったのです。ジャカルタやその他の街を観光した後、現地の人の同行でパンガンダラン海岸を目指して車を走らせたのですが、途中ジャングルの中で夜を迎えてしまい、疲労もあり道沿いにあった小屋(失礼)の軒先に車を止めて休んでいたところ、何やらゴソゴソ物音がするではありませんか!
ここまで来た道程には民家は殆どなく、人気のない山道を走ってきたので、まさかと思って小屋の中を覗くと・・・暗闇の中から猫を抱いた女の子(5歳くらい)が現れてきたのです。そして後にはお母さんが。
軒下には私しか休んでいなかったので(皆車の中で休憩中)身振り手振りで状況を説明してると、ホントその親子の笑顔といったら、何て言ったらいいんだろう・・優しくて、目が綺麗で、突然の来訪者にも寛大で。
だって普通考えてみたら、自分の自宅の軒先にそれも夜中、知らない男、それも言葉が通じない人間がいたら驚くし、警戒しません?

こういった方々に会うと、本当の豊かさって考えさせられちゃいます。






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