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雪が降る、あなたは来ない・・。 - 2001年12月21日(金) そう宅配のおじさんが来ない。まあいいや。 雪が降っていたとはつゆ知らず。どうりで寒いなぁと布団に包まれて思っていた。 夕方からカボチャ商会のマキちゃんがサポ―トするバンド、エロヒムのライブ。 ボ―カル有近さんのお父様は作詞家の星野哲郎氏なんだって。 場所は渋谷にある「青い部屋」戸川昌子氏オ―ナ―の7〇年代からある老舗のクラブ。TVで言ってたけど、昔はレズビアンの溜まり場にもなった事があったみたい。今夜も居ました。七色のアフロヘア―に帽子をかぶった戸川さん。 マキちゃんのライブは馴染みの曲が多数あるので聞いていて楽しかったッス。 ロキシ―ミュ―ジックやデビットボ―イにル―・リ―ド。 ロキシ―ってバンド(もう解散してるけど)これを聞く度に18歳の中野南口のボロアパ―トを思い出すんです。 この時の思い出の曲って沢山あるのですが、ロキシ―はこの当時、アパ―トに頻繁に出入りしていた土屋君を思い出すのです。 ロキシ―のブライアンフェリ―に憧れて、いつも俺のボロアパ―トにブランドのス―ツでキメテ来る。(ときたま靴下に穴が開いている) 奴の家は同じ中野の北口。どうしてス―ツなの?と皆に苛められつつ、呑んで朝方ヨレヨレになったス―ツで返っていく。 この土屋君1ヶ月ほど姿を見かけない時期があった。 フト現れた時には同じ18歳とは思えない、無精ひげをはやした40歳ぐらいの冴えないおっさんの容姿でやってきた。(勿論ブランドス―ツ) 「どうしてた?」と聞くと何やらバイト先で知り合ったお客さんの家でヒモ生活を送っていたらしいが、最終的には捨てられたとの事。 「ヒモになるのも大変だよ」と土屋君がボソッと言っていた。 おい!それが18歳の子供が言うセリフかよ! 何だか土屋君が生き急いでるように見えた。 ...
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