almanac of the wind







2006年08月30日(水) 「不器用という名称」について。



100か。
  0か。



不器用さゆえにしてしまっていたこと。いつかのわたし。





表現も言葉も難しく、
貴方の事をわからないままに
わたしの気持ちさえも伝えることができなかったから。






覚えているときは
自分でもびっくりするほど覚えている。

忘れるときは
「消去ボタン」のように記憶から消し去ってしまう。






でも、それは完全ではなく。






すれ違ったときには、
何も感じなかったのに、
ドアを閉めた瞬間に思い出した。





「あ、あの形はあの人のものだ」





でも、すべては遅すぎて。








・・・・それもすこし吹っ切れた。気がする。


「不器用かもだけれど、
ちゃんとできる。
ほら、
たった今、
この位置関係は曖昧模糊としたものじゃないかしら?」








そうですね。
50%の少しプラス。ちゃんと、できていましたね。







いつか貴方に出会ったら普通に微笑もう。
そして、ちゃんと目を見て、

こんにちわ。

と、言おう。






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