フミカの日記
フミカのひとり上手とよばないで

2002年01月13日(日) 幻の猫屋敷

BBSでフツフツと盛り上がっている猫話!
うちのらん丸は、こう見えて(見えてませんね・・・)3回子猫を産んでいる!今度こそ手術、と思う時いつも妊娠してしまっていた!

1回目2匹産んで、2回目は何と8匹も産んだんです。でもこれが実は7匹とも未熟児で、生後1ケ月くらいで、次々と死んじゃいました!
1匹だけやたら成長がいいなぁぁ!と思っていたんだよね・・・
んで1週間おきぐらいに次々と死んでいく子猫を「どうしよう?」と言う事になって、夜な夜な近くの公園に埋めに行ってたんです。
当時「夜な夜な現れて、土をおもむろに掘って、牛乳と水を置いて手を合わせていく不思議なカップルがいる」とウワサが立つんじゃないかと心配した!

3回目は5匹で、この子猫達の内3匹がどうしても、もらい手が見つからず二子玉川の東急ハンズで里親を探してくれると聞いた。さっそく電話して、3匹もこれで優しい里親に飼われるのを待つだけと安心していた!

3ケ月が経ってやっとミルク離れした頃、ハンズから「連れて来てくれ!」と電話が入った。
私は電車の中で3匹の子猫達に「いい人だったらいいね」なんて話かけたりなんかして、すっかり「危ないキャラ」でした・・・

そしてハンズに着いたらいきなり、その3匹をガラスのショウケ―スに入れるんです。話を聞くと「ここで売れるのを待つ」と言うんです!!
「売れる?!う・売るんですか?」と不安になってしまった私!(里親になってくれる人と、すっかりご対面する気でいたのに・・・勘違いでした!)
でもそんな私にハンズの店員は「猫は人気があるから・・・」との事(そうゆう問題じゃなかったんだけど・・)

でもしかたがないので、しばらく様子を見る事にした。
間もなく3匹のうち2匹は、優しそうな人に買われて行った!
しかし残る1匹がどうしても、自分をアピ−ルしに前に行かない、私はガラスを叩いて前に行かせようとしてみた・・・
そこへ、ハンズの店員が飛んで来て「大丈夫ですよ!今日中に絶対売れますよ」と言うのです。
しかたなくショウケ−スから離れて、遠くの方で様子を伺っていたのですが、
ふと隣の「ワンワンコ−ナ−」と書かれたショウケ−スの中の大きくなった犬達に目がいき、何だかとても悲しくなって泣けてきちゃったんです・・・
そしたらやっぱりハンズの店員さんが飛んで来て、「大丈夫!猫は絶対売れ残る事はないから」と優しく励ましてくれました。

私はもうこれ以上は、営業妨害になってしまうと思い、うしろ髪を長―――く引かれながら、泣く泣く(本当に泣いてたんだけど)帰ってきた!

生まれた子猫を全員飼っていたら、すんごい猫屋敷になってただろうな・・・

そんな私達は、猫が大家にバレテ、2度程アパ―トを追い出されています・・・


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