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2002年09月12日(木) ちはさんの闘病記(の割には深刻さがない)

 良薬は口に苦し。

 くるし、じゃないよね。にがし、である。
 でも、今私の服用してる薬は、くるし、である。な。うん。

 にがかぁ、ないんだよ。
 くっそまずいの。


 なんだか、とんでもない病気になってしまっているっぽいです。とはいえ、大してとんでもなくはないのですが。(どっちだよ)
 耳が変です。ええと、以前からちょいと耳が詰まったような、ずっとトンネルの中にいるような。
 それが近頃、悪化しまして。ひどい耳鳴りが止まらないのです。

 どうもこんな病気っぽいですね。

 めまいは特にないんですわ。それがありがたい。

 で、病院に行きました。あんまりよくない傾向みたいです。ちーと強い薬をいただきまして、それで症状が治まらなければ、大病院に行った方がいいやらなんやら。
 うげー。
 でかい病院は嫌だな。待たされるし。医者は居丈高だし。子供どうしよう〜。あと金かかるし。

 うん。
 病気になるのは金がかかる。薬代かかる。
 おかしいよな。病気になると働けないから稼げない、でも薬代がかかるってのは。いやおかしくないか、だから元気に働いてるときに金を払うのだ。
 働かざる者食うべからず。働かざる者、病気になるべからず。

 で。

 薬がまずい。

 ひとつ、水薬がありまして。これがまた、とんでもなくまずい。薬剤師さんにそう言われました、楽しそうに。
 匂いは、それほど悪くありません。いかにもこう、合成した果実の匂いっぽいやつ。子供の薬なんかそうですね、果汁は入ってないくせにオレンジ味とか。でも子供向けだから甘い。子供は好きですね、お薬。風邪引くと喜んで飲みますね。そういうエピソードを某にーさんが小説に使ってますね。(c)カホルにーさん

 でも私は(年齢は)大人です。(中身はいざ知らず)
 ニホヒだけで、味は……すげぇ。

 苦い、とか、酸っぱい、とか、まずいものの表現はいろいろあると思いますが、なんかコイツはどうにも他の表現がうかばないのです。ダメだなぁモノ書きのくせに。
 ああただまずい。とにかくまずい。
 ええと、強いて例えるなら、そのクソまずい偽物オレンジの後から、化学調味料どっさりでさらに妙なしょっぱさが口中にガーッとくる感じ。

 最悪。うげーうげー言いながら飲んでいます。
 でも慣れてきてしまいました、ああいやだ。慣れたくない。

 薬はまずい方がいいですね。病気になりたくない気持ちが強くなります。
 どちらかというと、私の場合、金がかかるから病気になりたくないってのも強いんですけどね。



 爪が臭いです。
 安いネイルエナメルは臭う。ひゃくえんだし。
 なんかバービー人病みてぇな爪色で、さらにピンクの花が咲いていて、キラキラしています。年齢いくつだよってぇカワイラシイ爪です。下手だけど。はみでまくり。
 ときどきそういうことしたくなります。誰のためでもなく、ただ娘が「ママの爪キレ〜イ」って言ってくれるだろうなぁと、それだけのために。
 睡眠時間削って、爪楊枝でちくちく爪にお絵かき。だから病気になんだよって話もありますねはははは。(アホ)


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