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2002年11月05日(火) ちは的教育論、論じゃねえと思うが

 子供と本気になって遊ぶ方法はいくらでもあるものだ。
 自分が子供に戻れば良いのである。

 ……つーか。はっきり言って、自分がいつオトナになったのか、精神的にはさっぱりわからんのである。これは成人式を超えた年齢的に大人の人間なら誰でも思うはずのもの。当然体は成熟し、男性なら射精ができて女性なら月経があって、でも脳味噌の中身はどうでしょう。いっくら子供を産もうとも、中身は果たしてオトナなのであろうか? 無論、自分含め。
 こう、子供に「ママは大人だよ、君は子供だよ、だからママは大きいみかんで君は小さいみかん」と、でかい蜜柑を自分のものにするわけだが、なんだかでかい蜜柑を自分のものにしたいがための口実のような気がしてきて、そうするとなんだか私ったら子供相手に何やってんだか〜それこそ子供だねママったらハハン、な気分になるわけである。

 こうしてちょっと寝不足してもパソの前に座るのは、確実に「自分が遊びたいがため」であり、遊びたいから無理するってのは、子供がすることで、じゃあやっぱり私はまだまだ子供なんだよね。
 いいんだろうかね、子供が子供産んでるよ〜ぃ。

 つーか、自分が大人になったなぁって認識してから子供を産もう、なんて考えだったら、一生親になんかなれっこないのである。当たり前である。いくら生まれて100年経ったからって、自分はやっぱり誰かの子供であるわけだし。

 結婚適齢期、というものは、もういまの時代にはそぐわない言葉であろう。
 しかし、結婚というものを、この場合「新しく子供を産み育てるためのもの」とすると、やはり適齢期の存在を認めざるを得なくなる。
 体。うん、身体的な適齢期は、確実にあるのだ。特に女性!

 子育ては、体力。

 いつか子供を産んでみたいなぁ〜と、うすぼんやりでもいいから思っている女性。時の過ぎるのは早いぞ!
 自分はまだ適齢期じゃないから。そんなのは自分で決めるわ!とか強気に思ってるキャリアな女性! 体は正直です。気持ちは若くても、体は確実に年を食います。

 やはり若いうちに出産を終えた方が良い。 
 産み落とす体力がなければ、ハラキリでもすりゃいいんだけどね。
 でも問題はその後なのである。産んだ後。育てる方。

 ちびを抱き続ける。泣いてぐずり、背をのけぞらし、腕から落ちそうなほど暴れるくせに、降ろすともっと泣く。仕方ないからずっと抱く。抱いて座ってると泣くので、立つ。ずっと立ってる。しかも動きを止めずに揺れてやらねばならない。縦に抱かないと泣く。横にすると暴れるから。
 やっと寝る。そぉっと横にする。泣く。また縦にする。寝付く。待つ。ひたすら待つ。揺れるのを止める。うめく。揺れる。待つ。止める。そぉーっと、そぉーっと横にして体を離す。布団に転がす。うめく。どきどきする。布団の上で寝返りする。そのまま寝てる、やっと安心できる。

 体がオバサンになりきっちゃったら、ホント辛いと思います。
 (まだ自分は若いつもりらしい)

 (三十路超えてんぞ!)

 中身はしっかりオコチャマなんだけど。少女モノ好きだし!



 ちびこの発熱は、ちびっこ特有の突発性発疹というやつで、高熱がどーんと出た後全身にぶつぶつが出るというもの。薬はとくになく、ただ熱が下がるのを待つだけなんですね。
 熱は下がりました。痒みがない(はずの)ぶつぶつ全身に浮き出させて、ちびこはまだ本調子ではないらしく、食欲がな……いや、あるか。ミルクを飲まなくなった。離乳ごはんは美味いらしくよ〜食べるけど。そりゃそうだだって私が作っ(以下略)

 ご心配くださった皆様、ありがとうございました。元気です。
 実家の母にまで応援を頼み、長女さんの願書提出・面接も無事終了、来年度は希望の幼稚園児になることが決定いたしました入学金高けぇよ。


 親はガキでも子供は育つ。
 勝手に育っている。

 TPOのわきまえのない親です。面接に、超舐めきったカッコで出かけました。こんなカジュアルな衣装の親はどこにもいませんでした。やべぇ。冷や汗。
 大義名分。教育は服装じゃないのよ。大事なのは中身だよ。ほぉらごらん、うちの娘のしっかりした態度を! 3歳になってまだ日が浅いというに、挨拶はしっかり、受け答えもはっきり。なにも家でスパルタ教育をした結果というわけでなし。そう、彼女は勝手に覚えて勝手に育っている。きけば挨拶も名前もなにも言えなかった子もいたらしいじゃないか。はははどうだどうだぁ!

 ……大義名分、つーか。きっと合格したのは君がしっかりしていたからだよ、ごめんねありがとう。冷や汗。

 君が通う幼稚園を決めた理由も、単に家から一番近かったからだよ! 他のとこ全然見学にも行ってないし! だいたいどこの親も、いろんな幼稚園を見学しまくって調べまくっているくせに! すみません!
 でも評判悪くないんだも〜んつーかむしろ良いからさぁ。いいじゃん。




 こんなに舐めていても子供はきっと勝手に育つんだろうし。(厳しい突っ込みお願いします。その方が娘のためになるかもしれない)



 いや、旦那だって。
 だって今日、風呂に風船持ち込んでさ! 娘と一緒に風呂で遊んでるんだよ! こう、風船に水をいーっぱいいーっぱい入れて膨らませて湯船で指を放したりして!
 風呂はぬるくするし、しまいにゃ風船割るし!
 以降、風船を手に入れるたび、風呂に持ち込もうとするだろうね娘は!

 絶対、小さい頃にやりたかったことか、あるいはやって親に怒られたかなんかしたような遊びだったんだと思います。
 きっと今後も似たようなことを娘に伝授していくのだろうと思います。
 結局は、親が遊んだことを子供に教えるわけです。親が楽しかったことを子供と楽しんで一緒にやって、子供が覚えるわけで、教えている瞬間は、親は子供に戻るのです。
 いや、戻るのではなく。素直に子供になってしまうのです。大人のふりを止めるのです。

 私も、おそらく、自分が欲しかったおもちゃを、娘のために購入したりするのでしょう。
 娘の趣味は親の趣味、という期間がしばらく続くのだと思います。

 将来、娘の好きになった男を見聞して、あーだこーだ文句を付ける日が来るんだと思うと、楽しみです♪(娘には迷惑なことでしょう)



 どうでもいいけど「エロ小説」で検索されて飛んでこられてもなぁ。とかちょっと思った。


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