つれづれ草^^
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2004年06月09日(水) 一粒目の種。

今日は・・何気に疲れた@@
最近、自分やら家族やらお見舞いやらで、病院通いが続いていて
ちょっと溜め息。かなり溜め息。
つい先日、私にとって今までの人生で一番悲しかった日を
迎えた場所に、何度も何度も足を運ぶのは・・・本当はとても苦痛。
あちこちに、悲しい瞬間が散りばめられていて
タイムスリップしてしまって
どうしていいかわからずに、ぼんやり立ち尽くしてしまう時がある。
まさか自分がこんな悲しみに包まれるとは、想像していなかった。

父が死んじゃった。。。。。。。。。





後悔・・後悔・・・後悔・・・・・。
いろいろな事が頭の中をグルグル巡って、心臓を掴まれたような
何度もゴクンと唾を飲み込むような・・・息苦しさと明らかに重い空気。
痛いなぁぁ・・・
頭が痛くて、腰が痛くて、足が痛くて、肩が痛くて、指が痛くて
胸が痛くて・・・心が痛い。
痛い。痛い。痛い。
悲しい。悲しい。悲しい。
いつまでも泣いてはいられない。
いつまでも悲しみに飲み込まれたままでは進めない。
無理にはしゃいでみたりする。
無理にテレビを見て笑ったりする。
鼻歌歌いながら・・夕飯の用意をする。
楽しみながら・・歯を磨いてみたりする。
ネットをウロウロする。
車の中で久々にミスチルを聞いてみたりする。
自転車でグングン加速してみたりする。
大好きな競馬をギャーギャー騒いで見たりする。
ワンコの散歩でクスクス笑ってみたりする。
茶ちゃと毎日遊ぶ。
ぼんやりする・・・。
ゴロンとベッドに横になってみたりする。
そのうち・・寝ちゃったりする。

起きると、思い出す。
はっっとすると・・・思い出す。

父がいつも私の味方だった事。
気付くのに時間がかかったけれど、とても私を愛してくれていた事。
いつも、私に笑いかけてくれた事。
不器用に・・私を守ろうといつも必死だった事。

どんどん最後が迫ってきていた父の体は、とても冷たかった。
まだ・・・ここにいるのに・・。
どんどん冷たくなって、どんどん紫色になっていって・・
うつろな目は、私をずっと見ていた。
その姿はとても愛しかった。
一晩、父と一緒にいて、その存在のなんて愛しかった事か・・・。
こんなにも「愛されていた」と感じ、それがどんなに私を勇気付けて
励まして、癒して、支えてくれた事か・・。
こんなにも悲しい思いと一緒に、今も、父の冷たい体の感触が
指先に残って消えない。





私の明日の為に。
と、思って書いてみたりした。けど。
感情ばかりが出てきて・・その日の出来事が書けない。なぁ・・・。
何がどうなって、何が起きたのか・・書きたくないんだろうなぁ・・。
リアルだから。
当分・・・病院関連のテレビやシーンは見れない気がする。
誰かが亡くなった・・というニュースも知りたくない。見たくない。
事故でも事件でも、病気でも。
こんなに拒否反応が起こるくらいに、悲しいと思わなかった。
母は相変わらず、元気だったりする。
相変わらず。
そして少し、変わった。
「苦しまずに亡くなったから、よかった」と母は言う。
何を見ていたの?本気で言ってるの?
あんなに痛がって、苦しんで、意識を無くしたのに。
母への怒りがある時だけ、悲しい気持ちが消えている。

お父さん。
今どこにいますか?
もうどこも痛いところはないですか?
そこは居心地がいいですか?
私の声が聞こえますか?

やっぱり・・ダメだなぁぁああぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・


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