つれづれ草^^
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なんとなくヤマトを思い出したので、写真を見てみた・・。 なんでかな? ヤマトを初めて知ったのは、なんともビックリの万馬券を演出した 「スプリンターズS」だった。 初めて・・・と言っても、エアシャカールの美しさに見惚れ、 その年から競馬を見始めたのだから、当然か^^; アグネスワールドやブラックホークなど、強いスプリンターが出ていたけれど 今よりまだまだ初心者だった私は(今も?^^;) ただその時人気していたお馬を応援していた・・と思う(笑) これまた、その時に知ったブラックホークをその後も好きで、応援して いくのだけれど・・・・。
果たして結果は・・・・・・@@ 今でもまだ、場内の 「うおぉぉぉぉおぉぉぉぉ〜〜〜〜」 という、悲鳴混じりのものすごいどよめきを覚えている。 競馬では、まだ乳児のような私は、その驚きの声の意味がわからなかった。 隣では相方が呆然として「・・・うっそ・・」と絶句している(笑) 周りもザワザワして、口々に「ありえへん@@」「それはないわ〜」と 冷め気味だったし、勝った当の騎手もなんだか「やっちゃいました^^;」 みたいな感じだったし(笑) 関係者は隠さず喜びを爆発させてるし、負けた人気馬の騎手たちは 揃って首を傾げていた。 調教師が思わず騎手を抱きしめていた・・・。
そんな・・なんていうか・・・ある種居心地の悪い、冷めた雰囲気の中で ヤマトだけは漂々としていた。 凛として、すくっと立っていた。 息を整えながら・・・「なめんなよ・・」とでも言いた気な強気な瞳で 観客を見据えて、記念撮影に臨んでいた。
そのヤマトをターフビジョン越しに見ていて、 「強いんだなぁぁ・・・馬って、ちゃんと自分の意志で走る馬もいるんだなぁ」 なんて、ぼんやり感じて見ていたのを思い出す。 引退までにヤマトに会ってみたい・・と思っていた。 願いは意外に早く叶った。 初めて身近に会ったヤマトは・・・・私が記憶していた、そして想像していた ヤマトとは全く違っていた。 大人しく、柔和な顔立ちで、優しげで少し悲しみを帯びたような瞳で、 そのヤマトを見て、私は胸がキュンとした。 カメラを構えた私に、ヤマトは何度となく視線をくれた。 その瞳からは「忘れないで・・」と伝わってきた。 そして出来上がった写真の中のヤマトも「僕を忘れないで・・」と言っていた。
「忘れないよ。。。ヤマト・・。 第2の馬生も・・幸せであることを願っているよ・・。 がんばってね・・・。 そして、いつか会いたいと、心から思っているんだよ。 だから・・・いつか・・君に会いにいくよ^^」

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