つれづれ草^^
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2004年06月21日(月) なんとく・・・

なんとなくヤマトを思い出したので、写真を見てみた・・。
なんでかな?
ヤマトを初めて知ったのは、なんともビックリの万馬券を演出した
「スプリンターズS」だった。
初めて・・・と言っても、エアシャカールの美しさに見惚れ、
その年から競馬を見始めたのだから、当然か^^;
アグネスワールドやブラックホークなど、強いスプリンターが出ていたけれど
今よりまだまだ初心者だった私は(今も?^^;)
ただその時人気していたお馬を応援していた・・と思う(笑)
これまた、その時に知ったブラックホークをその後も好きで、応援して
いくのだけれど・・・・。

果たして結果は・・・・・・@@
今でもまだ、場内の
「うおぉぉぉぉおぉぉぉぉ〜〜〜〜」
という、悲鳴混じりのものすごいどよめきを覚えている。
競馬では、まだ乳児のような私は、その驚きの声の意味がわからなかった。
隣では相方が呆然として「・・・うっそ・・」と絶句している(笑)
周りもザワザワして、口々に「ありえへん@@」「それはないわ〜」と
冷め気味だったし、勝った当の騎手もなんだか「やっちゃいました^^;」
みたいな感じだったし(笑)
関係者は隠さず喜びを爆発させてるし、負けた人気馬の騎手たちは
揃って首を傾げていた。
調教師が思わず騎手を抱きしめていた・・・。

そんな・・なんていうか・・・ある種居心地の悪い、冷めた雰囲気の中で
ヤマトだけは漂々としていた。
凛として、すくっと立っていた。
息を整えながら・・・「なめんなよ・・」とでも言いた気な強気な瞳で
観客を見据えて、記念撮影に臨んでいた。

そのヤマトをターフビジョン越しに見ていて、
「強いんだなぁぁ・・・馬って、ちゃんと自分の意志で走る馬もいるんだなぁ」
なんて、ぼんやり感じて見ていたのを思い出す。
引退までにヤマトに会ってみたい・・と思っていた。
願いは意外に早く叶った。
初めて身近に会ったヤマトは・・・・私が記憶していた、そして想像していた
ヤマトとは全く違っていた。
大人しく、柔和な顔立ちで、優しげで少し悲しみを帯びたような瞳で、
そのヤマトを見て、私は胸がキュンとした。
カメラを構えた私に、ヤマトは何度となく視線をくれた。
その瞳からは「忘れないで・・」と伝わってきた。
そして出来上がった写真の中のヤマトも「僕を忘れないで・・」と言っていた。

「忘れないよ。。。ヤマト・・。
 第2の馬生も・・幸せであることを願っているよ・・。
 がんばってね・・・。
 そして、いつか会いたいと、心から思っているんだよ。
 だから・・・いつか・・君に会いにいくよ^^」




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