つれづれ草^^
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2004年08月19日(木) ある馬の命日・・・


今日、8月19日は日本競馬を変えた・・と言われている偉大なお馬
サンデーサイレンスの命日。
競馬を知っていたら、彼の名前を知らない人は恐らくいないだろうと思う。
彼の死後も、彼の息子や娘、孫たちが、活躍を続け、
後継種牡馬と言われた息子たちは、サンデーサイレンスを色濃く受け継いだ
子供たちを排出し、ターフを沸かせ、
競馬ファンの心からサンデーを忘れさせずにいる。


偉大な種牡馬、サンデーサイレンス。。。
日本競馬界を変え、夢と希望を与え、競馬ファンを夢中にさせ、
ドキドキさせ、虜にしたのは・・・見捨てられかけた一頭の馬。


みんなは親しみと尊敬と愛情を込めて、サンデー・・・と呼んで
彼を誇った。
今日はそんな彼の命が消えた日。
今年も彼の血をひく馬たちが、ターフを盛り上げてくれている。





サンデーの命日かぁぁ・・と思ったら、同時に今は亡きエアシャカールの事が
心に浮かんで、ちょっとしんみりした気分になった・・。
シャカールもまた、サンデーの息子で、サンデーの能力だけでなく
その激しい気性も受け継ぎ、やんちゃで、でも溜め息が出る程美しい馬だった。
私は彼を見て、サラブレッドの美しさを知り、競馬を好きになった。
パドックではいつも、シャカールダンスと言われるような
彼独特のステップを踏み、汗をびっしょりかいて、黒光りするその馬体を
更に美しく輝かせていた。
私は彼が大好きだった。
彼が走るのを見たくて、テレビに噛り付いていた。
彼に会いたくて、競馬場に行った。
引退して、種牡馬になった時、いつか・・いつか、絶対に会いに行きたい・・
そう思って、その日を楽しみにしていた。
その矢先、種牡馬という、第2の馬生がスタートしたばかりの
2003年3月13日・・・放牧中の事故であっけなく逝ってしまった。



可愛い、可愛いシャカール・・・
なんだかまだ、君がいるような気がするよ。
先日、シャカールの娘たちの写真が雑誌に載ってたよ。
みんな・・・パパ似のカッコよくて綺麗な女の子たちばかりだったよ。
2年後のデビューの時まで、しっかり見守ってやってね。
そしてみんな・・無事にデビューできて、無事に牧場に帰って来れるように。

がんばれ!!シャカールの子供たち!!





<菊花賞の時のパドック。。。武豊騎手を背に華麗なステップ・・・>


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