とりあえず今年も終わるし、 ここで今までの自分の負の部分をかいとこうかな〜と思った。
上口蓋分裂症という、産まれつき障害をもって生まれる。 ようは文字通り産まれた時点で上あごが割れてたらしく、速攻手術受ける。 その後も大学一回生の時を最後として今まで何回も手術してるし、 いまでも矯正中で月一の歯医者通いは欠かせない状態である。 見た目的には全くわからないが、ちょっと発音が悪く声が鼻に抜け易いため、 小さい頃からよく聞き返される事があった。 それが嫌で嫌で、いつしか人と話したり関わったりするのを拒むようになる。 なんでこんな病気になったんやろ〜ってのは今でも思うし、 昔は何度も自殺を考えたりもしたし、実際ベランダに足をかけた事もある。 でも今はそれほど気にしなくなったし平気。 ただ歯医者通いは精神的に今でもかなりの苦痛やけど。。。 いつもこれで終わり終わりといわれながら色んなことされてズルズル長引いて、 三年位前に京大付属病院でN名誉教授の診察受けた時は、 珍しい病気と言う事で俺の許可も取ること無く、 まるでモルモットみたいに勝手に医学生のやつらに口の中をじろじろ観察され、 泣きそうなくらいかなりのショック受けたな〜。。。 もう絶対にエライ医者は信じない。
中学時代はそれに加え、台湾の日本人学校から来たと言う事で、 何故か中国人扱いされイジメにあう。 この時期が人生最大の闇の時代で、 本当に人と関わるのが嫌だったし、当時の彼女以外誰も信用できなくなってた。 先生に対しても友達に対しても作った自分でいた。 それにサッカーがめっちゃ好きで、一人で良く練習してた俺にある先生は、 「お前がサッカー?そんなんできるんか?アホちゃうか」とだけ言い放った。 その一言が、その先生との3年間で唯一の会話だった・・・。
そんな環境が嫌で高校はあえて知り合いのいない私学に行く。 そこで今の友達に出会いサッカーにも打ちこめ、 今までの自分をかなり打ち消す事が出来た。 大学はなんとなく行って何となく卒業。 今の普通に暮らせてて明るい自分があるのは、 ずっと続けてるバイトの仲間と高校時代の友達の影響なんだと思う。 ただ今でもたま〜に昔の自分が顔を出すことがあって、 年に1〜2回はとにかく一人で居たいっていう周期が来る。。。 そん時はホンマにすぐ傷付くし、心配されるのも嫌になる。
でもこんな過去があったからこそ今のお人よしな自分が居て、 人の悩みにもとことん向き合っていけるし何とかしてあげたいと思うから、 周りの信頼も得れてるんやと思うし、癒し系ともいわれるんかもしれん。 とにかく自分は誰よりも精神的にめっちゃ強いんやって思ってた。 ら、その自信は今年見事に砕かれる。。。 で、今またそこから立ち直ろうと頑張ってる所であります。
これが自分の心にずっとためてた、闇の部分。
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