chipperの日記

2002年05月25日(土) 夢の中の殺人

今日はちゃんと7時半に起きることができたのですが、
夢見が悪かったので、早く起きれたと言えるかもしれない。
珍しく見た夢の内容をはっきりと覚えているので、ちょっと書いてみます。


まず、私は教室にいます。
ここで断っておかなければならないのは、
『私』と言っても、それは視点=自分ということで、
必ずしも私=自分ではないのです。
わかるでしょうか?

つまり、『私』とは現実世界の私とは同一人物ではないということです。
夢の中で私は姿形の異なる別の人物だったという風に考えて下さい。
ただ、自分の視点がその人物にあったということです。
わかりにくくて、すいません。もっと上手く説明できたらなぁ。

んで、話は戻りますが、私は教室にいます。
そこは中学校の教室に似ていて、皆、席に着いています。
休み時間というわけでもないのに、教室はざわついていて、
皆、それぞれ好き勝手に話をしています。
私はふと、教室の前のほうの席に目をやり(私の席は真ん中の後ろのほう)
女の子がこっそり教室を抜け出すと見ました。

この子と私はどうやら友達のようで、そこで私は
どうして教室を出て行ったのか、少し疑問に思います。
でもひとまず、その疑問は置いて、私は他のクラスメートを話し続けました。

それから、しばらく経って、教室にいる一人が「あっ!」と声を上げます。
皆がどうしたのかとその人の見つめている目線の先を追います。
その人は窓の外を見つめています。
窓の外にはもう一つ校舎が建っています。
その校舎の四階(最上階)を見ると、何やら炎のようなものが見えます。
辺りはいつの間にか真っ暗で、その炎はとても目立って見えます。

どうやらそれはライターの火のようだと誰かが言い、
怪しいので調べに行こうという話になりました。
なぜだか、私は皆に大分遅れて、その校舎に向かうことになります。
もひとつおかしな話ですが、その時、私はその炎の見えた場所で、
先ほど教室から出て行った女の子が死んでいる(殺されている)
ことを知っているのです。
だから、そこに向かうのを躊躇っていたのかもしれません。

そして、ようやく向かい側にある校舎に辿り着きました。
階段を昇ろうとすると、私より先にそこに向かっていた人達が
ちょうど階段を降りてきました。
彼らの表情は曇っていて、沈痛な雰囲気に包まれています。
そこで、私はやっぱり彼女が死んでいたんだということを確信します。

そして、皆に彼女が死んでいたのかと訊ねます。
でも誰も質問に答えようとはしません。
私は一人の腕を掴み、激しく揺さぶりながら、同じ質問を繰り返します。
そこで、夢は終わりました。


夢の中とは言え、友人が死んだというのはあまり良い気分じゃないです。
勿論、友人と言っても、夢の中だけの友人ですけど。
なんだか推理小説の中に迷い込んだような感覚に陥りました。
これが推理小説なら、間違いなくこの後、探偵なり刑事なりが
見事、事件を解決してくれるのでしょうけど、
残念ながら私の夢は中途半端なところで終わってしまいました。

本当に起きた時は、嫌な気分でした。
この夢の示唆してるものは一体何なのでしょう?
ちょっと気になります。
いや、一番気になるのは、この後、事件は無事解決されたかどうかです。


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